1日配達を行なっていると、その中には当然テレビの配達もある、テレビの配達が有ると、大半がテレビ台の組立作業もある。

 前は、テレビ台を組み立てるのには、ネジをすべて普通のドライバーで組み立てていた。

 テレビ台のネジは、ほとんど木ネジで1台作ると、手はくたくたになり、時間もかかっていた。

 そんな時、前から熱望していた、電動ドライバーを導入してもらえた、しかしそれは、電圧が低く2台作るのがやっとの物であった。

 でも無いよりはましと思い、利用していたが、不満も残った・・・

 ある日、冷蔵庫を配達した際、お客さんに、ご祝儀を貰った、この時ふといい事を思いついた。

 ご祝儀は、今までにも何度か貰ったことは有ったが、今までは、なんとなく使ってしまったが、ここは1つドライバー貯金を作ろう、配達の他のメンバーも賛同した。
 
 これにより、目標が有れば、配達も自然に丁寧になり、一石二鳥かなとも思った。

 数ヵ月後、1万数千円が溜まっていた。

 始めは、集まりが良かったが、このころから、貯金がいっこうに増えなくなっていた。

 もう駄目かな、そんな風な思いも出ていた・・・

 それから数ヶ月後、暑い夏の日、この日の配達は、やけに順調に進み、昼を過ぎたころには、最後の1件になっていた。

 最後は、洗濯機と洗濯機旧品の回収で終わりだ。

 客宅に着くと、すぐ洗濯機の有る部屋に通された、そこで目にした洗濯機は、やけに新しく何で壊れたのか不思議に思った。

 お客さんに、これ回収で良いんですよねとたずねると、「すぐ壊れちゃってね」と愚痴っていた。

 早速、引上げ作業を行なおうとすると、重い、強烈に重い、何で重いか、分からないが、とにかく重い。

 すると、からからと音がして、500円玉が3枚出てきた、お客さんにそれを差し出すと、「チップよ」と言ってくれた。

 「内の旦那、ポケットに小銭を入れたままにするから」と苦笑いしていた。

 トラックの荷台に洗濯機を横にすると又からからと100円玉が出ていた、お客さんと目が合い「どうぞ」と言ってくれた。
  
 その後、「まだ入ってるかもしれないけど、全部あげるわ」とっ言ってくれた。

 納品を済ませ客宅を後にした。

 配達も全部終っていたので、さっきから気になっていた、洗濯機をばらしに、公園に向かった。

 公園の駐車場でまずさかさまに、案の定コインが出てきた。

 振ってみると、からから音がする・・・
 
 その後は、無心にばらした、とにかくばらした。

 ばらばらになった、洗濯機と分からないほどにばらした。

 出て来た、コインが出て来た、しかし朽果てていて、汚い。

 ふと、周りを見渡すと、公園の自動販売機。

 早速、自動販売機にコインを入れた、すると綺麗な500円玉になった。
 
 入れた、入れまくった、3台の自動販売機のコインが、朽ちるまで入れまくった。

 結局、この洗濯機には、旦那さんのポケットから、洗濯機1台分のコインを投入して、破壊されたのであった。

 その後、ハイパワー電動ドライバーを2台購入して、電動ドライバー貯金は、終了したのであった。

 

 



 

 

 
それは、私が入社してすぐの頃。

先輩と配達に出た日、先輩はもうすぐお金が貯まり、念願の車しかも、BMWを新車で購入できる事を、自慢げに話をしていた。

すると、前方に工事現場、警備員が迂回路を回る様に支持を出している、仕方なく迂回路を回り、細い橋に差し掛かった時、警備員の誘導ミスで次々に対向者が入って来てしまった。

細い橋は、車一台がやっと仕方なくバックをした瞬間、ドーンと衝撃が!

実は、後続車がすぐ後ろに止まっていたのだ。

実際道は、左にカーブした先が橋になっており、車間距離をあけず後ろに止められると、まったく見えない状態であった。

すぐに、後ろのドライバーに駆け寄り、一言話すと車を移動し、事故現場を離れて、2人で話し始めた。

怖おもての事故相手としばらく話し、次の配達現場へと、走り出した。

先輩は、酷く暗い顔をし、話し出した。

今あった事は、店には内緒にして欲しい。

実は、最近別な事故を起こしており、とても店には言えない、また警察ざたもまずいので、金で、何とかする事にしたと言う、そうBMWの金で解決する事を決めたのだと言う。

何ともせつない話しであった。

そして、次の配達、地図を確認すると、そこは、古いお寺。

え! ココにビデオ?

とにかく、お客さんを呼ぼう、でも住宅らしいものも無く、かねを鳴らす訳にもいかず、とにかく、本堂の中を覗いた。

本堂の入り口で声を掛けると、奥から、住職らしき人が出てきて、「ごくろうさま」「でもこっちじゃないから」と渡り廊下を進んだ奥の部屋を案内された。

 えっ!でも何処に、そこは、薄暗い部屋で、生活観をまったく感じさせない部屋、いったい何処にテレビが?と、住職が仏壇のようなものの扉を開くと、なんとそこにはテレビが、「ま、いろいろ有るから」と言い、そこに取り付けをするよう指示された。

 見ると、何処にアンテナがあるのか、ちゃんと配線は出来ていたので、すぐに取り付けは完了した。

 しかし、ビデオテープが無かったので、テストは出来なかったが、住職も大丈夫だろうと納品が終わった。

 いろいろあり、後味が悪いが、この日の仕事は終った。

 数週間後。

 あのお寺から、電話が入り、初めて使ったのだが、なんかおかしいので見てほしいとの事。

 ちょうどその日は、お寺の近くに冷蔵庫の配達が有り、都合がいいので、当日お伺いすることとなった。

 早速、お寺にビデオの点検にお伺いをした。

 確認をして見ると、特に問題が起こらない、録画再生を繰り返して見ても、ちゃんと動く、で、住職から渡されたテープを再生してみると、何か写っているがよく見えない、確かに異常が有るかの様に見えたが、住職が一連の流れを見ていて「大丈夫そうだね。」と言う事で、この日は、このまま帰ることとなった。

 冷蔵庫のお客様からも、都合が悪くこの日の配達は無くなった。

 それから数週間がたったころ、やっぱりビデオが使えないと、住職から連絡が入り、お伺いすることとなった、しかも言い合わせた様に、日延びになっていた冷蔵庫のお客様からも、連絡が入り、同じ日にお伺いすることとなった。

 お伺いをし、ビデオを見ると、おかしい明らかにおかしい、おかしな表示が出ており、住職が入れたビデオテーブはズタズタになり絡んでいた。

 この時点で、納品より一ヶ月経っていたので、住職に謝罪をし、点検の為お預かりする事となった。

 その後、冷蔵庫の配達にお伺いすることとなる、当たり前だけど、あのビデオは積んで有る。

 事無く納品を終え、集金する為、領収書を書いていると、先ほどまで、その家の息子さんと、楽しそうに遊んでいた、白い大きな犬が、うめき声とも何とも言えない、声を荒げながら、こちらに襲いかかって来た、その姿はまるでバイオハザードのケルペロスの様であった。

 驚いてとっさに逃げ回る、自分たちとその家の家族、戸を閉めて、こちらに来れない様にすると、尚も、戸に体当たりをしこちらに襲い掛かろうとしている、一分ほど経つと、戸の前が静まり返った、開けて見ると、先ほどの犬が、形相はそのままに、口から泡を吹き、全身を痙攣させている。

 その姿を見て、息子さんが泣きながら駆け寄って行く、苦しみに耐える犬が涙を流しながら、その子を見ている。

 すると、その家のおばあさんが、牛乳を飲ませろと、のんきな顔をして言って来た。

 泣きながら、息子が、さっき古い冷蔵庫から出してあった、牛乳のバックを持ち出し犬に飲ませようとした。

 「ほら飲みな」と言いながら、必死に飲ませようとし、犬もそれに答えるように、必死に飲もうとした。

 次の瞬間、犬が牛乳と一緒に大量の血を吐いた。

 実は、冷蔵庫の納品作業をしているとき、おばあさんが何故か、草も生えていないのに、除草剤をまきだし、犬も、さっきまで息子さんと駆け回っていたので、のどが渇いたのであろう、我慢できず水溜りの水を飲んでしまい、除草剤を大量に飲んでしまった様であった。

 涙をこらえながら、奥さんが代金を支払い、作り笑いで、私たちを送り出してくれた。

 見送りはなかったが、犬を囲み、慰めあう家族の姿がそこには有った。

 この日も、後味が悪い一日となった。

 この日、先輩の車がとうとうダメになってしまい、車検もまじかだったことも有り、又BMWは、やくざの乗る車だと家族に反対され、BMWをあきらめる日となった。

 又、この事がきっかけで、先輩はもっと給料の良い仕事に、転職することになってしまった。

 翌日、ビデオをサービスマンに見てもらったが、やはり異常が出ない、仕方なくメーカーに預けることとなった。

 数週間が立ち、ビデオの戻りが遅く、メーカに連絡をすると、いろいろ長期テストをしているが、異常が出ず困っているとの事、一旦商品を戻すことを提案を受け、戻すこととなった。

 しかし、その後、ビデオデッキは戻ってかなかったのだが、忘れ去れ、三ヵ月後、住職の電話が入りあわてて問い合わせる物の、商品の行方が分からなくなってしまい、一旦貸し出しの商品をお寺に納め、メーカでの捜索を待つこととなってしまった。

 更に、三ヵ月ほど経ったころ、宅配で店に届けられた。

 問い合わせると、担当したメーカーのサービスマンに何か問題が起こり、商品を出荷した後退職され、商品の所在が分からなくなっていたが、商品が他の電気店に納品されていたことが分かり、そこから送って来たことが分かった。

 早速、住職に連絡を取るが、住職も貸出機が合った事と、あまり使わないことが有り忘れていたとの事で、事なきを終え、商品の交換がおこなわれることになった。

 日を改め、お伺いすることとなった、ただ住職に謝罪をしながら納品となった。

 取り付けを終え、寺を後にして次の家へ向かうと、店からの連絡が入った。

 この時は、29インチのテレビの納品が有ったが、一人が店と電話連絡を取っていた事もあり、通常二人行なう仕事であったが、比較的軽いテレビであり、又もう日が落ちてしまい、時間も無かったので、一人で行なってしまった。

 この行動が、雑な仕事と言われ、クレームとなってしまった。

 テレビの納品を終え、お寺に戻ると、住職が使おうとしたとたん、テープを絡めながら、テープが出てきてしまったので、これは、だめと思い連絡をし他との事であった。

 確かに、ビデオデッキはだめと思い、回収、又貸出機を取り付け、回収することとなった。

 この時点で最初の納品から半年以上経っていた。

 この内容を、メーカーに伝え、再度修理預かりとなった。

 商品交換も考えたが、売った時期も商品の処分期であった為、二世代前になってしまい、難しい状態であった。

 今回も又、サービスセンターから同じようなことを言われ、長期に渡り帰ってこず、店からも何度と無くクレームを入れた結果見込み修理で、中身を全取替えする事となった。

 しかしこの行動が仇となり、部品が全部そろうまでに半年を費やしてしまった。

 そのころ丁度、29インチのお客様から電話が入り、たまたま私が電話を獲り対応したのだが、配送のときの事を本人とは、知らず有る事・無い事ぼろくそに言われた。

 話を聞くと、この半年に三回修理に来ていただいたが、良くならないので、何とかしろが、希望のようで、交換を提案、この間の配送員は嫌なので、お前がこいといわれ、困ったが、いちいち覚えていないだろうと、自分が行くことを承諾した。
 
 戻ってきた、ビデオデッキとともに、交換のテレビを用意して、テレビの交換に向かった。

 テレビのお客様は、終始、納品の時の配送員が壊したと訴えていたが、これまた尋常でない壊れ方をしていた、テレビを変えると、まったく問題が出ず、テレビの不良が、明らかになった。

 ご満悦のお客様を後に(ちなみに気づかれませんでした。)お寺に向かいました。

 お寺に着き、住職に仏の顔も三度までと言われ、交換・・・

 結局ダメ、「仏の顔も三度までと言ったのな!私は、三度以上我慢してるけど」と言われ、とにかく消費者センターに言うのでそのまま置いて行けと言われ、言うがまま帰ることになった。

 その後、大きなクレームになり、新しい商品に変えることとなった。

 そして、ビデオデッキ最後の日。
 
 このビデオデッキを回収する日、先ずお寺にお伺いし、商品をまったく別な機種と交換、結局ここまでに納品から約二年弱、自分にも後輩が出来た、商品は五世代変わった。

 ビデオを回収、この日は、とっても催促の電話が多かった、足早に回るものの、行っても居なかったりとお客様とのすれ違いも有り、とにかく滞っていた。

 ある、アパートの納品を行い、代金を回収しようとすると、お客様が、持ち合わせが無いと言い出した。

 では、納品できないので回収いたしますと返す。
 
 設置した物も有ったので、出来ればこちらも回収は嫌なのだが、店に連絡し上司に確認すると、回収してこいの一点張りで、仕方なくお客様伝える。

 手持ちの金を渡すから、全部置いて行けと、逆切れして脅してきた。

 逆切れしたので、こっちも腹が立ち、代金分の商品と領収書を投げつけ、無言でそのほかの商品を回収し、引き止めるお客様を振り払い、別のお客様宅へ向かった。

 次の配達が終るころ、店から連絡が有り、途中で店長と次長がそっちへ向かっているから落ち合うように言われた。

 話を聞くと先ほどお伺いしたお客様は、や○ざの女で、や○ざの方がたいへんご立腹で、やむなく行動をしていることを、言われた。

 かんぱついれず、店からの連絡、早い時間指定のお客様から、来ないと連絡が入り、連絡をするように言われ、連絡をすると、謝罪をしたが怒りが収まらず、落ち合う前にお伺いすることとなった。

 実際に向かうと、お客様が居らず、すぐにおちあい場所に移動、荷物を渡したころ、又別のお客様から、催促の電話が入り、こちらに向かうことに、このお客様の配達が終るころ、すると今度は、今積んでいるものを、もう一度、先ほどのや○ざのところへ、持ってきてほしいと連絡が入る。

 実は、や○ざと話をまとめる際、ビデオ差し出すよう言われ、間違えて、お寺のビデオを渡してあったので、これならいいやと、差し出したが、これを自慢に、や○ざが上のものの所へ行き、試そうとした時、その人の大事なマスターテープをダメにしてしてしまったとの事、何とかしなくては、との策に、近くを走っている自分のトラックに積んである、別のビデオに白羽の矢が当たった、とのことだった。

 まだ、滞っている配達は有るが、店長たちを救わなければ、先ほどのアパートの近くでおちあいビデオを交換した。

 すると店から連絡が入り、二件の催促が入っていっるとの事、一件は、先ほど行ったが、居なかった家、ずっと待っていたとの事、家を間違えた?とにかく急がねば。

 追い討ちのように、いきなりの雨、道が川のようになってしまうくらいの雨、多少タイヤがすべるのは、おかまい無しに、走り続けた、すると俗に言うハイドロプレーニング現象、完全に道の上に車が浮いた、曲がりくねった道を、まっすぐ突き進むトラック、その後完全に車は宙を舞い、ぬかるんだ畑に突き刺さった、運転席は大破し積荷はぼろぼろになった。

 一瞬、意識を失い、苦しさに目を覚ます、しかし回りは真っ暗、しかも身動きが取れない、ふと手に触れるものが有り、それを握り締め這い出した、上半身が、フロントガラスを突き破り、ぬかるんだ畑に埋まっていたのだ、手で泥をぬぐい払い、周りを見渡すと、助手席に乗っていた、後輩が横たわっている。

 とにかく何とかしなくては、ふと見ると、通りの反対側に民家、駆け込み電話を借り、店と消防署に連絡、救急車を呼び、後輩も意識を取り戻したのでほっとする。

 救急車に乗り込むと、あんたのが重症だよとストレッチャーに縛り付けられ、その後意識がとんだ。

 その後、ビデオデッキは見てないし、どうなったか誰も知らない。
 
 そしてお寺に納品された、ビデオデッキはその後問題を起こすことは無かった。

 

 

 

 

  

 どんな仕事をしていても、お昼休憩は、楽しみなものだ。


 さて、昼飯は何にしよう、このころは、内勤、外回りと両方仕事が有ったので、その日その日違う場所で昼を取っていた。


 そんな中、出前も有り、店に立ち寄っても良し量・質・値段どれをとっても納得の中華料理屋があった。


 店は、決して綺麗とはいえないが、大木を切り抜いて作ったカウンターとテーブルに切り株の椅子、気さくな店員に、本やテレビ、休憩には最高の空間お気に入りであった。


 メニューも豊富でよく、ここでは、マーボーラーメンを頼んでいた、とても美味かった。


 しかし、ある事件をきっかけに、ここには二度とくることは無くなった・・・


 この日、急ぎの冷蔵庫の配達が入った。


 あの中華料理屋の冷蔵庫が壊れてしまい、営業自体が滞り、とにかく早くとの事であった。


 とにかく午前中約束の配送を片付け、現地に集合となった、500㍑オーバーの冷蔵庫、カウンター越え、大型の引き取りも有り、大掛かりな搬入になる。


 集まった店員に、店主が、とりあえず一通り食材はそろっているから、食事をしてからと言うことなので、これは、ラッキーと思い、酒意外で、好きなものの中から遠慮せずに、一番高いメニューをみんな頼んだ。


 カウンターの中では、奥さんが今日買った食材を、大型のクーラーボックス数個へ詰め込んでいた、おそらく近所へも協力して戴き、クーラーボックスを借りたのであろう、食事中にも別な方が運んできた。


 食事が終わり、お茶を飲み終え、一服もした。


 さーて始めるか、先輩の一言で皆が一斉に動き出した。


 まずは、古い冷蔵庫の取り出しを始める。


 何か、異臭がする、古い冷蔵庫が、壊れたのだからしょうがないか、そう思いながら、前のほうに傾けた瞬間、どろどろと床に何かが流れた、見た目もすごいが臭いもすごい、触ることも不可能なその物体は・・・イカの内臓が大量に流れ出たのであった。(靴も・・・)


 ハッキリ言って、想像をはるかに上回る、惨場となった。


 「ごめんごめん。」店主があわてて、でかいたらいにイカの内臓を拾い始めた、これで塩辛を作る予定だったんだと言いながら、どこかに持っていった。


 これ以降、塩辛は、嫌いなものリストに載ることとなる。


 見た目は、何とかなったが、ぬるぬると臭いは改善しようが無い、しかし仕事は仕事、冷凍庫を開き、うおー!何だこれは、分からない何か分からないものが、たくさん凍り付いている。


 奥さんが、「ごめんね冷凍庫入れると忘れちゃのよねー」得体の知れない物を取り出し始めた、中には、それは違うだろうと言うものが、たくさん入っていた。


 これ食堂の冷蔵庫だよねと思いながら、ただ眺めるだけであった。


 数分後、「おまたせー」奥さんの一言でなえる心をふるいたたせ、冷蔵庫を持ち上げようと、傾けた後裏返し、冷蔵庫の下を持とうと、冷蔵庫の有った場所に滑り込む。


 プチプチとおと何か踏んだ、プチプチ?下を見る、うごめいている、何かうごめいている?次の瞬間大量のゴキブリがチリジリに逃げていった・・・


 あ・・・


 店主と目が合ったがもう何も話すことは無かった。


 後は、滞りなく仕事を終え、そそくさと帰っていった。


 店に帰り、皆先ほど食べたものを思い出し、正露丸を飲んだ。


 その後、その店には行ってない、出前も頼んではいない。