親しい不動産会社の社長に、
興味深い登記簿謄本を見せてもらいました。
とある会社の閉鎖された登記簿です。
その会社、ある年の10月1日に渋谷区→新宿区に本店移転をしており、
その後、10月10日にふたたび新宿区→渋谷区に本店を戻しています。
謄本は、新宿時代のもの。
わずか数日の命です。
なんのために、そんなことをやったのか。
じつは、本店移転以外にもうひとつ登記がされていました。
10月3日に代表取締役の変更です。
渋谷区→新宿区(ここで代表取締役変更)→渋谷区
現在、この会社の本店があるのは渋谷区です。
そして、渋谷区で取得した登記簿謄本には、
現在の役員の氏名しか記載されません。
もともとの代表取締役の氏名は、
現在の謄本を見ただけではわからないのですね。
☆☆☆
さて、司法書士が売買の登記を受任しました。
その不動産の売主は上記の会社です。
売主の本人確認を当然行うわけですが、
「代表者事項証明書」を見ると
当然、新しい代表取締役の氏名が記載されています。
その人と面談をして、
免許証など確認して間違いなく本人だとの確証が得られたので登記をしました。
しかし後日、
代表取締役の変更登記は、(新しい)代表取締役が勝手にやったことだとしたらどうでしょうか?
(もちろん本店移転登記も)
不動産の売買代金をもって逃走とか。。
考えたくないケースですな。。
※日付や、渋谷区・新宿区云々の記述は架空のものです。
じっさいに見た登記簿とは異なります。
(まあ、公開されている情報だから
そこまで気を使う必要はないかもしれませんが)
押してね!!!
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