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過去の記事をこちらにまとめました。
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夫からみたセックスレス
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僕の地元の夏祭りに妻と出かけた。
住んでいるのは都会に近いところ。
僕の実家は海沿いの田舎町。
妻は生まれた時から都会育ちなので、その祭りに行くのは初めてだったようだ。
実家から夏祭り会場まで徒歩20分。
車で行くことも考えたが、渋滞を嫌う僕は2人で歩く事を提案し、妻もこれを承諾した。
外は薄暗く、土の香りが僕らの間を通り抜ける。
雨が降らなかったことは奇跡に近い。
なぜなら僕か妻は雨男か雨女。
行く先行く先で雨を降らすことが得意だった。
どちらが雨を降らせているかは重要ではない。
2人で一緒に過ごせることが重要だ。
「人通りが増えてきたね」
普段は歩く人さえいない歩道を見て妻は呟く。
田舎は車が足になる。
老人は足が悪いため車がなくては生活出来ない。
その老人さえ、今は歩いている。
今日を楽しみにしていた人が多い証拠だ。
「花火が始まるまで、出店で食べ物を買おうか」
昼飯を抜いてきたから腹の虫が収まらない。
ここで買える箸巻きがこれまた美味しいのだ。
早く妻の感想を聞きたい。
はぐれないように手を引いて人混みを歩いていく。
つづく