2024-06-14

 

 「 それにしても暑い ! 」「 だいたいザックの荷が重過ぎる。ろくに使いもしない📷機材がとくに重い、これらを減らしてその分水を持って来るべきだ 」などと自分に文句を言っているのでした。

 

 

 

 

 今回のテーマは父の日のようです。アジサイ  ミズバショウ  父の日カラーの黄色のバラ  ビール  日本酒  肴はカニ ?  カワセミ君も応援しています。

 

 

 

 

【 ナンテンハギ 南天萩 】

 

 この時期、花の色どりがさびしい気がします。すでに何回も紹介していますが、色どりを添えるためにこの紫色の南天萩を撮ろうとファインダーを覗いていると、私の小指の先ほどのデブなアブが蜜を吸いにやって来ました。耳のすぐ横を通過したため、かなり大きな 羽(翅 )音 がして ビックリ でした。

 

 

 

 

【 トサノクロムヨウラン 土佐の黒無葉蘭 】

 

 前回と変わりない状態です。奇妙な山野草に興味がわいてさらに調べてみると、どうやらこれは昨年の果実( 殻 )のようです → 拡大してみると割れた隙間から向こう側が見えます。但し、果実・蕾・花 が同じ株に同時に見られる写真が多くあります。下の写真のような状態の茎の途中から、新しく茎が出て、少し白っぽい蕾ができ開花するようです。でもこれが閉鎖花のクロムヨウランか、花を咲かせるトサノクロムヨウランかは私には分かりません。


 

 

 

【 アオフタバラン 青二葉蘭 】

 

 全体が緑( 青 )色で花も緑色、葉は二枚葉で基部( 地面近く )に対生につくことから青二葉蘭、背丈は 10 ~ 20 ㎝ の小さな蘭です。花の最盛期は実績では 8 月初め頃です。細い茎のかなり上の方に花を付け、周囲の環境も暗いので、風が吹いたりすると撮影は困難そうです。

 

 

 

 

【 出合った蝶達 】

 

 ジャコウアゲハ( 麝香揚羽 ) の雌です。私は真っ黒な雄より雌の方が好きです。ヒラヒラというより、スーッと滑るように飛ぶ気がします。麝香の香りがするそうです。幼虫は有毒成分を含んだ( オオバ )ウマノスズクサ を食べるので鳥に襲われないとのことです。

 

 

 

 クロヒカゲ( 黒日陰 ) 翅の表は黒褐色で、前翅はほぼ中央で濃淡に分けられ、そこに白い帯が入ります。裏側には黒褐色の 眼状紋があり前翅に小さなものが1つ2つ、後翅には大小さまざまなものが 6 つ ほど並びます。暑いこの日の私のように日陰のある場所を好みます。休憩のために四阿に入ると出迎えてくれました。

 

 

 

 

【 クモキリソウ 蜘蛛切草 】

 

 高尾山花紀行 28-①で紹介したクモキリソウとは別な場所のものです。こちらの花付きは 12 個のようです。今年のこの場所の個体数は、昨年に比べるとかなり少ないそうです。来年はまた復活してくれるでしょうか ?

 

 

 

 

 

【 ツチアケビ 土木通 】

 

 今年は淋しく一人ぼっちのツチアケビです( 去年の 1/10 )。すぐ隣に去年は 5 ~ 6 本育っていたのが今年は 0 、ここから少し離れた所は去年とほぼ同じ状態です。何が影響しているんでしょう ?

 

 

 

 

【 エゾスズラン 蝦夷鈴蘭 】

 

 一週間前に友人とこの場所を訪れて  エゾスズラン( アオスズラン )を探したのですが見つからず、今回はその日知り合った方と探したところ見つけました。生育状態があまり良くないようにも見えますが、無事に育ってほしいものです。

 

 

 

 

・・・高尾山花紀行  28  END・・・