2024-06-14 

 

 当日は今年一番の暑さになると予報が出ていましたが、それ以降は雨の日が多くなり訪れる機会も少なくなると思われたので、熱中症対策として、20 分おきに小まめな水分補給をすることにして出掛けました。ムリをしないように心に留め置いたつもりでしたが、38,000 歩も歩いてしまいました。

 

 

 

【 クモキリソウ 雲切草 】

 

 ここでは 3 株のクモキリソウが見られました。毎年育ってくれて、昨年は一番大きなものはなんと 17 個もの花をつけました。今年は・・・ ? と蕾を含めて数えてみたところ、15 個のようです。ズームレンズの機能を生かして( トリミングではなく )全体像から花の部分の UP まで撮ってみました。

 

 

 

 

3 兄弟の一番下の末っ子も数は少ないですが、元気に花をつけています

 

 

 

 

【 トチバニンジン 栃葉人参 】

 

 トチバニンジンとしたものの、この段階ではそっくりのソウシシヨウニンジンと区別がつきません。実が熟してその先端部が黒くなるのがソウシシヨウニンジンで、全体が赤ければトチバニンジンなのだそうです。

 

 

 

 

【 スズサイコ 鈴柴胡

 

 天気の良くない日や早朝に咲く花で、開花した姿の撮影は難しそうです。この場所に来る少し前に、偶然天気が悪くなり雨が降り出したりすれば見れるかもしれません。この花を見るために、天気の良くない日にここまで登って来る気にはなりません。

 

 

 

 

【 ヤマボウシ 山法師

 

 毎年大きな木を覆いつくすように多くの花を付ける一丁平のヤマボウシが、今年は裏年というものなのか花付きが悪いようです。でもこの木は結構花を付けていました。近くに寄ってみると赤っぽい色の妙な虫が花にいました。

 

 

 カメムシ目サシガメ科、長くて鋭い針のような口吻をもっていて、それを他の虫に刺して体液を吸います。人の体液を吸ったりはしませんが、ふいに触ると刺されることがあるので要注意だそうです。

 

 

 

 

【 テイカカズラ 定家葛

 

 大木の高所には多くの花が咲いているようでしたが、低い位置にこれだけたくさん花が咲いているのは、今まで見たことがなかったように思います。

 

 

 

 

 

・・・高尾山花紀行  28-②  へ続きます・・・