イワタバコが見頃になったらしいのですが、このところの暑さが気にかかります。殺人的に暑いと予想される日を避けて、曇りの予報の日に高尾山に出掛けました。一日中曇りで少し小雨が降りました。時折涼風が吹く所もあったものの、かなり蒸し暑く大量の汗をかきました。 20 分おきに水分補給をすると決めて歩き続けました。

 

 

 

草 

 

 イワタバコは暑くて蒸し暑い時期に、星形で清涼感のある紫色の花を、せせらぎが聞こえてくるような沢沿いの岩場などに咲かせます。花言葉はまさしく「 涼しげ 」です。

 

 

 

 

 

 

【 シロバナイワタバコ 白花岩煙草 】

 

 白花タイプのものを見つけました。少し離れた所から「 白いのがある 」 「 どうせ白茶けたやつでしょ 」などという会話が聞こえてきました。私はシロバナイワタバコなるものが存在するのかは知りませんが、決して白茶けたものではなく、綺麗な白色であると思いました。帰宅してネットで検索してみたところ、シロバナイワタバコは存在していました。

 

 

 

 

【 コバノカモメヅル 小葉の鴎蔓 】

 

 もう二昔以上も前、私の写真撮影対象は野鳥が主なものでしたが、盛夏になると留鳥と言われる鳥達も多少移動します。おそらくは少々北だったり、標高の高い所へ贅沢にも避暑に行くのでしょう ? 残っているのはカラス ・ ヒヨドリ ぐらいでしょうか、カワセミの幼鳥 ( 黒っぽいのでカワスミ ) もいます。撮影対象をなくした鳥バカ達は山野草写真家に転身、その時の印象深かったのがコバノカモメヅル と 折ると臭いヘクソカヅラでした。

 

 

 

 

【 トチバニンジン 栃葉人参 】

 

 花を落し緑の実がふくらんで来ました。秋には赤くなるでしょう。

 

 

 

 

 

 

今回は  ドラえもん  を中心に ヤマユリ  アジサイ  バラ  ピカチュウ達  のディスプレイでした。

 

 

 

 

【 ツチアケビ 土木通 】

 

花期を終え実を付けた状態のツチアケビは、赤茶のバナナのようになっています。

 

 

 

 

 

合 

 

 山道を歩いていて、まだ見えなくてもヤマユリが咲いているのは分かります。そうヤマユリ独特の香りが漂ってくるからです。赤茶色の花粉を服に付けてしまうと、落ちないので注意しないといけません。花瓶に指す場合に、この花粉を取ってしまうこともあるようですが、そうするとアクセントが無くなってしまい、ちょっと間が抜けたように感じます。

 

 

 

 

麻 

 

 イワタバコにも負けない清涼感のある花です。そういえばカラーリングがほぼ一緒です。両方ともこの時期に咲くのがいいと思います。