2022年10月31日 高尾山、花はあまり期待できそうもない季節のようです。出掛ける前日にビジターセンターに電話しましたが。なかなか繋がらず、野草園にかけて園内の様子を聞いてみたところ、今はトリカブトぐらいとのことでした。SNSの投稿では、私などは見たこともない花が紹介されていたりしますが、当然希少な花の保護のため場所は分かりません。センブリが見れたら OK のつもりで出掛けました。
【 富士山 】
予定になかったのですが
あまりの 好天 秋晴れ
滅多に行かない高尾山頂から
富士山を眺望することにしました
高尾山頂 ( 599m ) から望む富士山
一丁平の展望台から望む富士山
やっと辿り着いた所から見る
美しい景色
そんな景色のように
人に爽やかな感動をあたえられる
存在になりたいものと思い
今日もまた山に登る
はるか昔ですが、生まれた女の子には景子と名付けました
【 カシワバハグマ 柏葉白熊 】
少し葉の形が違っているように見えました
キッコウハグマの葉は五角形
オクモミジハグマは掌状
でも、やはり極一般的な柏葉白熊でした
【 アキノキリンソウ 秋の麒麟草 】
ベンケイソウ科のキリンソウに似ていて
秋に咲くことから
アキノキリンソウと名が付けられたそうです
【 ノブキ 野蕗 】
レンズを通さないと
どんな構造か分からないほど
小さな花の集まりです
【 サラシナショウマ 晒菜升麻 】
小さな白い花が連なって咲き
ボトルブラシのようです
花言葉が良くて 「 雰囲気のよい人 」
まるで私のようです?
【 トネアザミ 利根薊 】
トネアザミ = タイアザミ ( 大薊 ) ですが
トゲが鋭くて大きく
触れると痛いことから、痛い薊 痛薊とも
【 アズマヤマアザミ 東山薊 】
トネアザミに似ていますが
花色がうすく、総包が細長くて
総包片がそり反らないことで区別できます
トゲは鋭くて触れたら相当痛そうです
【 ヤクシソウ 薬師草 】
葉や茎などを傷付けると
乳液が出るので
ウサギノチチなどの別名があるそうです
【 コウヤボウキ 高野箒 】
頭花の中心部は
少し朱色がかったような薄紫色に見えます
レンズをとおして見ると
清楚な美しさを感じます
【 マユミ 真弓 ( 実 ) 】
枝にぶら下がるようにしてつく実がいい
小さく角ばった4裂の姿
白・薄紅・濃紅とあり
熟すと果皮が割れ、真っ赤な種子が現れます
【 センブリ 千振 】
健胃薬の薬草になる
ただ非常に苦く
煎じて千回振出してもまだ苦いことから
千振の名がついたそうです
【 キタテハ 黄立羽 】
表の羽色はヒョウ柄のようですが
裏はかなり地味な枯葉のような色合い
訪花はトネアザミです
【 テングチョウ 天狗蝶 】
頭部が天狗の鼻のように
前方に伸びることからこの名があります
高尾にふさわしい蝶ですね
【 サネカズラ 実葛 】
別名 ビナンカズラ 美男葛
私のような実でしょうか
【 クサボタン 草牡丹 ( 実 ) 】
このような形態の実をつけるのは
他に風車や半鐘蔓など多くあります
羽に風を受けて遠くへ飛ぼうね
【 ナギナタコウジュ 薙刀香需 】
Google レンズにお伺いしたところ
薙刀香需とのことでした
薙刀香需はもっと細長いイメージだったけど
葉の形は似ているなぁ・・・?
【 マツカゼソウ 松風草 】
松風草は今までにも写しててきましたが
暗い場所で尚且つ風の影響でブレて
良い写真が撮れませんでした
今回はなんとか止まったようです
【 イヌホオズキ 犬酸漿 】
花名でイヌがつくのは
似ているが違う ( 異なる物 = 否 )
否 ( イナ ) が転じて イヌ になったもので
ホオズキとは異なるものということです
【 ヤマハッカ 山薄荷 ( 花後 ) ? 】
綺麗な濃い紫色の花と思いきや
花に見えたのは花が落ちた後の萼のようで
私には山薄荷の花後に思えました