コンバットデジQはもうかなり古いこともありますが、多くのものが本体の電池の液漏れで不動となっています。基盤に黄緑色もしくは青紫色の付着物がある場合 ( 写真 2 ) はほとんど不動です。ごく普通の乾電池も液漏れはしますが、ニッケル水素電池を約 10 分で急速充電するのは、かなり電池に負荷をかけることとなり、これが液漏れを起こし易くしているのでは ? と考えられます。

 

 

     

写真 1 コンバットデジQ JGSDF ( 陸上自衛隊 ) 90式戦車 

 

 

 コンバットデジQは 写真 1 のようにかなりコンパクトで可愛い。デフォルメされているがディテールがしっかりしており魅力を感じます。赤外線コントロールですが、2.4GHz RC のギガストリームの基盤を移植して、なんとか可動させたいと考えました。対戦システムはなくなりますが、無段階スピードコントロールが可能になると目論んだのです。

 

 

     

写真 2 電池の液漏れに侵された基盤

    

 

 まずはコンバットデジQを分解します。サイドスカートと履帯を外し、車体裏面の後部中央のネジ ( 写真 3 ) と真ん中の左右の転輪を外した所のネジ ( 写真 4 ) を外せば、車体上下のボディとシャーシが外せます。ちなみにサイドスカートはスカート上部後ろの四角穴に楊枝を入れて、真後ろに引けば外れます。そして転輪はポリキャップ式なので、ただ引っ張れば外れます。

 

 

     

写真 3

 

 

     

写真 4

 

 

 ボディとシャーシを外します。ほぼ中程の黄緑色の物がニッケル水素電池ですが、はずみで数本の配線コードが外れてしまいました。他の配線コードも手でつまんだだけで外れてしまうものがあります ( 写真 5 ) 。電池の液漏れに侵された結果でしょう。最悪はモーターまで液漏れにやられてしまう場合もあります。

 

 

     

写真 5

 

                                       

・・・< 続く >・・・