青森へ向けて出発。碇ヶ関から東北道に乗り1時間程で新青森駅に到着。私は青森に来たのは実に20年ぶり。その時はまだ無かった新幹線の発着駅だ。ここで兄貴を見送る。その後はせっかく青森まで来たので従姉に案内してもらいちょっとだけ観光。

こちらは現在の津軽海峡フェリーである。ここから函館や室蘭へ行ける。大きなフェリーだ。死ぬまでに一度これに乗って北海道の大地を愛車で走ってみたい。

こちらは横浜ベイブリッジのような橋。その名も「青森ベイブリッジ」まんまやw

ラ・ワッセ

こちらの施設を見学する事にした。ここにはねぶた祭りで使われた実際のねぶたが展示されていて間近で見る事が可能。

ラ・ワッセの駐車場は青森ベイブリッジのほぼ真下にあります。

ちょっと離れた場所には退役した以前の青函連絡船である「八甲田丸」が停泊。中に入ることも出きるが今回は入らなかった。

ラ・ワッセの入り口は駐車場から少し遠い。個性的な建物をぐるり回り反対側だ。

すごい!とにかく圧巻!ねぶた祭りは子供の頃に見た事があるが、こんなに近くではとても見られない。更に開催時期が8月上旬なのでまずその時期は仕事休めない。ここは観光客にとって貴重な施設だと思う。

ちなみに青森は「ねぶた」弘前は「ねぷた」と呼ばれている。これについては色々諸説あるようだ。ねぶたは人形型でねぷたは扇型の違い。また「ラッセーラ」の掛け声も地域によって違っていたりする。

結局の所、地域によって訛りがある事から「ぶ」と「ぷ」に別れたとも言われる。どちらも見応え抜群に変わりはない。

あくまで地元の人たちのための地元のお祭りかと思っている。しかし地域によって微妙な違いもあり隣町同士の喧嘩もあった。

最近はわからないが一時はその騒ぎに便乗の若者を中心とした「カラスハネト」と呼ばれる輩グループが祭りの秩序を乱し暴力を振るう等問題となった。そんな危険な匂いもするねぶた祭りであるが、そのアグレッシブなエネルギーの虜となる人は数多い。

こちらは青森市にある施設なので展示されているのは「ねぶた」である。

ねぶたの内部や素材を細かく見られるのも良かった。

こちらは実際に手で触れることも可能。和紙になるのかな?まさに日本の伝統工芸も兼ねた芸術作品の結集である!

大太鼓の展示もあった。実際のお祭りでは迫力である。

歴代のねぶた写真の展示。ねぶた祭りの歴史は長く奥深いものである事がわかる。

とにかく青森行く機会があるのならばここは一度見ておく事をオススメしたい。一定の時期でねぶたを違うものに入れ替えする等、細かい配慮と完璧な管理体制。こちらは地元の方も必見の場所なのである。

連れてきてもらった従姉夫婦に感謝。ここで従姉たちと別れ帰路に向かうことに。

つづく