小学生になる前から志望大学・学部が明確で早くからキチンと準備していた子が中学受験に挑戦することが多いです。子供は小四まで公文を続けていたので小五に夏休みに最後の表彰をしてもらいました。成績優秀者の名前を眺めていたら中学受験塾で上位の子の名前がゾロゾロ並んでいたようです。高校課程まで全て終了し認定テストにも全科目合格して特別表彰されている子も同じ塾の子だったそうです(同じ中学に新入生総代として入学した子です)。

 

小学校のクラスメイトの子が転校することになって鉛筆を貰ってきたことがありました。後から南山小学校に転校されたと噂が伝わってきました。その時期には南山小学校を実感できていませんでしたが中学受験塾に通わせるようになって『南山小学校から上がる子の分だけ絶対に南女の合格人数が減る』と女子の父兄が騒いでいて納得できました。南山小学校から進学してきた子と仲良くなってその子のことを訊いたら南女に進学していたようです。南山小学校に挑戦されて中学受験を検討されていなかった訳はないので早くからキチンと準備されていたことが分かります。

 

愛知県私学協会かどこかから個人の表彰もありました。オリンピックで活躍した子達と同じ本に子供の名前が載って驚きました。スポーツではインターハイで活躍しないと載れないようで無理でしたが英検準一級以上に合格すると名前が載りました。中学で準一級に合格している子もいましたし高校で一級に合格している子もいました。子供が二級を受けている時に準一級と二級をダブル受験している子もいたようです。学校のテストの点数以上にとてつもない差をつけられているなと感じさせられる日々でした。

 

中学受験塾では南女・東海・滝に合格すれば勝ち組でした。『東海中学に合格されるなんて優秀な息子さんですね』と褒めていただいた後に『国公立医学部の合格人数がずっと日本一で東大や京大にも大勢進学されるんですよね』と続きます。子供が東海中高に在籍していると学年順位で合格が狙えそうな大学・学部の目安が分かります(実際には大学受験の準備をしていないと届きません)。“勉強の貯金”と言われても何それ状態でしたが分かってくると恐くなります。