小学校では教えていなくて中学校に進学してからは使わないことを勉強する必要があるのが中学受験です。

 

中学受験で必要なことを指導する能力がないと教えられません。

 

子供がお世話になった塾の父母会で『中学受験のご経験のある方も口出しを控えて塾に任せてください。昔とは違う受験だとお考え下さい。』と最初に説明されました。小学生の子供がいる親なので40代が多かったのですが“あなた達の意識は古くて役に立たない”と言い切られました。

子供が家庭教師をしたのは10代の大学生の時で受験から10年経っていなかったのですが面接試験は廃止されていたし特徴的な社会の問題を作成していた方が退職されていて傾向が激変していたようです。

算数と理科は解き方を覚えていたので教えていた子が自分で解けなかった問題の解き方を教えていたようです。

 

プロ家庭教師で巻末の正解に無理矢理こじつけるような解法を教えたら“その解法自体が理解できない”ので塾で訊いたら問題になったようです。『こんな解き方は塾では一切指導していないし絶対に入試で得点できない』ということでプロ家庭教師に問い合わせたら『新しい切り口の解法を指導した』ということだったそうです。東海中高出身の方で中学受験の経験はあるけど指導能力がないと何の役にも立たないという典型的な例かもしれません。

子供の周りで家庭教師のバイトをした子は大勢いますが指導法・指導内容の研修を受けた子はいないようです。全国規模のプロ家庭教師センターでもそういう研修はなかったそうですが規約の説明だけはあったそうです。

 

家庭教師の世界は個人の指導能力に完全に依存しているのですが指導能力の判断は難しいです。東海中高出身という看板があると騙されやすくなってしまいます。同じ人が毎日何時間も指導するということもないので責任が明確になりません。『この成績なら東海中学の合格が狙えますよ』よ言ってもらえて全国規模の大手家庭教師センターに依頼したら名進研を辞めるように強く勧められ優秀なプロ家庭教師を次々に紹介されコマ数を埋められ高額な費用を負担されたのですが高蔵に進学されました。東海を狙えるレベルの子が優秀なプロ家庭教師陣の指導を受けて高蔵しか合格できない結果になっても一切責任をとらないし謝罪もしないそうです。

 

 

難関大学・学部を志望すると合格が狙えるレベルまで勉強を仕上げる必要があります。中学で英検二級に合格しないと間に合わないと聞かされていましたが英語だけ勉強すれば合格できる大学を目指している訳ではないので他の科目についても並行してタイムスケジュールがあります。

分からない単元や分野を教えてもらう必要があるレベルでは合格できません。

子供がお世話になった東進のチューター(名医の学生)の方に模試の結果を分析して必要な勉強をスケジューリングしてもらっていました。