“東海の常識は世間の非常識”という現実にどっぷり浸かりました(子供同士も親同士も)。

 

高二に上がる時の文理選択で七割が理系を選択するという話をするとドン引きされることが多かったです。中学受験する時点で算数が得意な子が圧倒的に多かった(算数が苦手な子は殆ど合格していないかも)し親の医師率も高く(子供の学年は過半数を超えていた)医学部志望の子が多かったためだと思います。

 

『ここは理不尽を学ぶところです』と最初に言われましたが身に降りかかることもあり見聞きしたことは枚挙にいとまがありません。学校が如何に当てにならないか身に沁み続ける六年間でした。

 

『南女は全く進学校じゃないですよ』と南女パパさんが吐き捨てるように言われたことがありますが東海も一緒です。志望大学・学部を目指して独自に対策する必要がありました。誰が何処の塾に通っているか怪情報が飛び交いましたが絶対的な正解はないので子供に合ったところや方法を探す必要がありました。

 

車道の東進にみえた名医のチューターを紹介してくれたのは部活の仲間でした。厳しいアドバイスをくれたのも部活の仲間でした。同じ部活だと一緒にいる時間が長いので付き合いも深まるのかもしれません。友達とのご縁はこれから一生の財産になっていってくれると良いなと親として祈っています。