子供の大学受験について訊いてくる人が数人いました。
『どこにも合格できなかったので浪人が決まりました』と返事をしていました（合格できなかった大学を自慢したり言い訳をしても仕方ないと愚考してしまいました）。
浪人して合格できた時に“ＳＥＡに通っていたのをご存知の方”は新聞広告をチェックされていて子供の進学先をご存知でした。
客先の懇親会で訊いてこられた方に『自宅から通学してくれているので余計なお金がかからず助かっています』とお答えしました（その方のお子さんが通ってみえた大学も知らなかったので）。『どこの大学ですか』と更に訊いてこられたので『名古屋大学です』とお答えしたら『中高東海で名古屋大学で満足ですか』と言われたのですが近くで話を聞いていた事情をご存知の方が『そこの子は医学部だよ』と口を挟んでくださったら立ち去られました。露骨な人はほんの少しですが印象がとても強いので記憶に残ってしまいます。
お子さんが中学受験に挑戦された時に家庭教師も追加されて頑張っても志望校に合格できず大学受験も惨敗されていたようです。家業を継げば不自由のない生活ができるのでお子さんが真剣に勉強されなかったのかもしれません。
プロ家庭教師という詐欺師に引っ掛かったのは親の責任なのですが“自分が悪くない”と他人の成功が許せないのかもしれません。我が家は中高東海卒のプロ家庭教師の押し売りを親が拒んだだけです。
黄チャートで困っている子は医学部に届きません。生活リズムが管理できないようなレベルの子は身内の死にショックを受けるくらいのことがないと勉強すらまともにできません。『朝はキチンと起きましょう』というアドバイスが必要な子は何があっても医学部には届きません。
そういう詐欺師の被害者に逆恨みされるとたまったものじゃありません。