続

子供が中学受験に挑戦していた頃に名進研のことを悪くいってカモを探すブーム（プロ家庭教師を謳う詐欺師の間で）がありました。

名進研の同じ所属校で同じ講師の授業を聞いて受験学年で当て付けのように辞めていった講師がいて日替わりで代理講師が授業をしてグチャグチャだった中でも東海中学に四人進学しました。奇跡の合格と言われていた子は現役で京大に進学しました。長男さんが東海中学に進学されていて次男さんも中学受験に挑戦することになった子は東海中学に進学してからモチベーションが途切れたようです。残り二人は医学部に進学していてひょんなことから話が纏まって先日二人で呑んできたようです（同じ女子グループから虐められた仲間です）。

大手中学受験塾は授業の垂れ流しをするだけなので授業をキチンと聞いて宿題をこなして本人がどれだけ勉強するかで差が付きます。親がどの様に何処まで関わるかも大切でした。子供に勉強する意欲がなく親もまともにサポートしない状況で結果が出る訳がないのに『お母さん今まで大変でしたね。もう大丈夫です。お任せください。』と平気で言えるのは詐欺師です。

子供が東海中学に進学してすぐに“とんでもない差”を既につけられていることに気付きました。追い付こうとするどころか差を広げられないように足掻くのが精一杯でした。『中学受験の時の貯金（勉強の）がなくなっちゃった』と聞いたことがありますが中学に進学してからの状況をご存知だったので中学受験の勉強をしながら中学に進学してからのことも考慮して違う勉強をされてみえたということです（小学生の時に英検二級に合格していて現役で東大に進学しました）。高校の間に大学で学ぶ物理の範囲を独学で終えて現役で余裕で東大に合格した子もいます（足切りがないならセンターが０点でも二次の得点だけで合格できたようです）。中高一貫校のＯＢ・ＯＧならスタートダッシュが如何に大切か身に沁みて知っています。頑張り過ぎて潰れてしまう子もいますがそれだけのことです。