子供が中学受験に挑戦した時に“中学受験に挑戦しない家庭には中学受験のことは分かってもらえない”ことを痛感しましたが色々と根深いこともありました。

 

違う中学に進学すると親同士の年賀状のやり取りも途絶えていきました。『中高私立でお金を使ったから大学はお金のかからないところが良いわ。』と話されていた方も大学受験の結果が出る迄に年賀状も途絶えました。

 

東海中学は我が子が一番可愛いお母様の集まりだったので色々と大変なことが多かったです。医学部に進学する子が多かったのですが、医学部志望で医学部に届かなかった子も多かったようです。『せいぜい一浪まで』と耳にすることが多かったのですが、多浪すると推薦入試が受けられないということもあったようです。昔の推薦入試は頑張って勉強した子へのご褒美というイメージだったのですが、最近は一般入試のレベルが上がり過ぎて“どうしても子供を医学部に進学させたい家庭の隠れ蓑”になっているところもあるようです。『家の子は浪人しても国公立は無理そうだったから推薦で藤田よ』と教えていただいたことがあります。現役の時は藤田の推薦も残念だったのかもしれません。子供が浪人して名医に進学したら縁切りされたので詳細は不明です。

 

多浪したり仮面浪人したりして国公立の医学部に進学した子もいますがメンタルが余程強くないと大学受験の勉強へのモチベーションが続かないようです。