子供が五年生になる時に“急に”中学受験に挑戦することになったので本当に何も知りませんでした。

 

中学受験塾の新学年が二月に始まっていることも知らず(塾の説明会すら行っていません)名古屋ウィメンズマラソンが開催されていた日に大手中学受験塾に出掛けたところ『新五年生の授業は二月から始まっていますし今は春期講習をやっています』と説明されたのですが“中学受験は止めておいた方が良いですよ”というオーラが漂っていました。

 

名古屋中学の説明会で『今年は名古屋大学の合格人数30人を目指し五年後には50人を目指します』という話を聞きました。新しいカリキュラムを導入して結果を出すということでした。中学受験というものを知らなかったので名古屋大学の合格人数を宣伝することに違和感はありませんでした。

 

子供が東海中学に進学して次から次へとカルチャーショックを受けました。東大・京大・医学部に200人進学する学校では名古屋大学を目指すのは平均以下の子が多く『東海に進学させて名古屋大学』と(親が)馬鹿にされることが多く過半数が医学科に進学します。家庭の事情で名古屋大学を目指す子もいますが余裕で現役で合格する子が多いです。

 

部活の母の会で長男さんが現役で東大に進学された方がみえて皆でお祝いを伝えたら『A群なら東大か医学部のどちらかに進学するのが当たり前なの』と言い切られて会話が続かなかったそうです。高二のクラスの面談で志望校を担任から訊かれた時に『東大ですか?医学部ですか?やりたい事があって違う大学を目指す子もいますが』と話されたようです。全員が東大か医学部に進学するのではないですが取り敢えずはどちらかを目指すという話です。