子供が中学受験に挑戦していた時に“中学受験に挑戦されないご家庭”から色々と言われることがあり『中学受験に挑戦しないご家庭には分かってもらえない』という共通認識が中学受験塾の親の付き合いではありました。

 

『家はお金がないから東海中学に進学させてやれない』と言ってこられても対応に困ります(まだ受験もしていない時期にです)。小学校を卒業する時に『俺は旭ヶ丘に進学する』と宣言してきたようですが実際は違う高校に進学したようです。成人式の時の噂話では多浪しているか何処に進学したかも不明だったようです(もちろん欠席)。

 

中学受験に挑戦した家庭の付き合いも進学先の違いによって色々とありました。同じ中学に進学していないと話題が合わなくなってしまいますし、気を遣わなくてはいけなかったり避けられたりすることもありました。

 

それなりの金額を負担して中学受験に挑戦して結果に差がつくと。。 高額な個人指導塾を選択したり家庭教師を追加しても思ったような結果がでないと。。。

 

同じ中学に進学していても立ち位置によって必要な情報が違ってきました。大学受験用の塾と学校の勉強についていくための塾の二種類があります。難関大学・学部を目指して学校の勉強では物足りない子が大学受験用の塾を選択して結果をだします。学校の勉強についていけない子が大学受験用の塾を選択しても結果はでません。

“面倒見の良い塾”という話をよく耳にしましたが殆どが拘束時間が長いだけの塾でした。

入試本番で合格点をとれるレベルまで勉強を仕上げれば普通に合格できます。子供に必要な勉強は立ち位置によって千差万別です。

 

子供は理系選択だったので社会の勉強をしてもセンターの100点しか配点がなかったので“センターで93%以上得点できるような勉強は時間の無駄”と言われていました。子供は浪人して社会mの勉強を一切しなかったので土壇場の模試で80%を割るようになって十二月に詰め込んでセンターは97点でした。

『センターで830以上とれるだけとってきなさい』と塾で指導されていたのですがセンターで90%以上とろうとするとそれなりの立ち位置を維持して対策する必要がありました。

現役の時にセンターで80%得点できなかった子が浪人して90%以上の得点を目指すには並大抵の努力では届きません。高校在学中は学校行事もあって更に簡単にはいきません。

 

 

中高一貫校に進学すると大学受験の準備に六年かけれます。学校によって進学実績が違い志望大学・学部によって必要な対策が違うので少しでも早くから自律的に対策する必要があるようです。