分数の計算がどうにもできなくて算数が苦手になった子もいます。
中学校の担任の先生の強い勧めで公文に通って分数のところまで遡って頑張ってやり直していました（分数だった覚えですが小数点だったかもしれません）。
中学生が小学生レベルの教材を勉強することに抵抗もあったでしょうし、躓いたところから勉強の積み上げができていないので取り戻すのも大変だったと思います。
こういう勉強は本人がヤル気にならないとどうにもなりません。小学校で躓いたまま放置していたことなのに中学の担任の先生がどうやって指導されたのか見当もつきません。
中学入学時点から父子で微積分の勉強を始められたご家庭もありました。こういう対策は微積分の指導ができる親力が必要になります。
中学受験の時に灘中の算数の問題がスラスラ解ける父親の話を聞いたことがあります。
算数・数学で躓くと致命傷になることが多いのでダメージが大きくならないように先取りすることが大切になります。微積分で躓いて文転する子もいました。数学が仕上げられなくて志望大学を下げたり志望学部を諦める子もいました。『英語で遅れると一年や二年の浪人じゃ追い付けない』とアドバイスいただいたことがありますが数学はそれ以上に大変でした。