地域別入学者数を見ると316人が愛知県で岐阜県と三重県の合計で41人。他県とその他は3人のみです。静岡(浜松)から新幹線通学する子もいるし出願時には海外にいた子もいます。

 

360人の募集人数に対して420人に合格を出していて更に繰り上げ合格もあるようです。大阪府や兵庫県のような関西圏から受験する子達は合格してもほぼ辞退するので合格人数を多めにするようです。

 

関西圏の大手中学受験塾の合格実績は水増しされているので校舎内の順位で合格を見積もると大変です。あくまでも偏差値で判断しないといけないようです。

 

972人の受験者の中で最高点の子は336点で420番で合格した子は229点です。同じ試験を受けて一番から420番の子が合格ですから偏差値そのものです。偏差値は当てにならないと聞くこともありますが、どうしても波がある偏差値をどう判断するかというだけのことです。

 

数学で神が舞い降りて全問完答して京医に合格した子もいました。センターで800を割っているようでは京医に出願すらしないでしょうし、合格が狙えると判断して出願したはずなので“奇跡の合格”ではありません。受験者最低点の44点しかとれない子が合格を狙って出願していたなら頭がおかしいので完全に記念受験でしょうが『南女にはご縁がいただけなくて母娘で同じ金城に進学しました』と話されていた方もいます(滝の入試でお見掛けしたし淑徳も受験されてみえたようです)からそういうことかもしれません。

 

 

 

夏休み明けに偏差値が下がるということは志望校の合格を目指して切磋琢磨していたライバルに差を広げられたということですし、今まで下に見ていた子達にも抜き去られたということです。

 

勉強して今まで解けなかった問題が解けるようになるのは当たり前の話で、切磋琢磨している相手より一点でも多く得点できるように頑張らないと結果は出ません。早くからキチンと準備して結果を出している子達に追い付き追い越して成績を上げるには半端な勉強量では足りません。