★直方体が重なった体積(2008年 桜蔭中学校) | 恋する中学受験 ~大学受験を見据えた中学受験~

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今日は、2008年に桜蔭中学校で出題された体積の問題を紹介します。

 

親子で挑戦してみてください!

 

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1辺の長さが6cmの立方体があります。

 

正面から見たとき図1の灰色の部分となるように,四角柱の形の穴を反対側の面まであけます。

 

次にま横から見たとき図2の灰色の部分となるように,側面に垂直にもとの立体の反対側の面までくりぬき,穴をあけます。

 

できた立体の体積はもとの立方体の体積より何cm3小さいですか。

 

図1

 

 

図2

 

1目盛りは1cmです。

 

 

 

(2008年 桜蔭中学校)

 

 

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■解答・解説

 

くりぬいた穴の部分の立体は,図3(緑色)のようになります。
この立体の体積を求めます。

 

 

図3

 

 

図4のように,1つの直方体の体積は,
2×2×6=24(cm3)
となります。

 

図4

 

 

図5,2つの直方体が重なっている部分の直方体の体積は,
2×2×1=4(cm3)
となります。

 

図5

 

 

よって,くりぬいた穴の部分の立体の体積は,
図6のように求めることができるので,

 

 

図6

 

24×2-4=44(cm3)
とわかります。

 

よって,

できた立体の体積はもとの立方体の体積よりも44cm3小さくなります。

 

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