今日は、2011年に女子学院中学校で出題された点対称・線対称問題を紹介します。
親子で挑戦してみてください!
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図1の正方形のまわりに,図2の正方形8個を図3の①~⑧の位置に置いて,大きい正方形の模様(もよう)を作ります。今,3個の正方形を図4のように置きました。
図2
図3
図4
図4の大きい正方形を次のような模様にするには,残りの正方形をどのように置いたらよいですか。
いくつかの方法がありますが,そのうちの一つをそれぞれ図にかき入れなさい。
(1) 下のア,イ両方の性質をもつ
(2) 下のアの性質をもつが,イの性質はもたない
ア: ・のまわりに180°まわすと,もとの正方形と同じ模様になる。
イ: 正方形をちょうど2つに折ると,模様がぴったり重なる。
(2011年 女子学院中学校)
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■解答・解説
(1)
アは点対称な図形の性質を,イは線対称な図形の性質を表しています。
図4で,アの性質を持つためには,図5のように,点対称の位置(緑色)におく必要があります。※一例で,ほかにもあります。
図5
ここで,図5は,図6のように,赤線を対称の軸とする線対称な図形です。
図6
よって,アとイの両方の性質を持つためには,③と⑥の位置が点対称でも線対称でもあるように置けばよく,次の2通りの置き方があります。
(2)
③と⑥の位置が点対称ではあるが,線対称ではないようにおけばよいので,次の2通りの置き方があります。
※一例で,ほかにも答えは,あります。
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