☆約束記号・整数の性質に関する問題(2016年 渋谷教育学園幕張中学校) | 恋する中学受験 ~大学受験を見据えた中学受験~

恋する中学受験 ~大学受験を見据えた中学受験~

主に首都圏有名国立・私立中学校の入試に関するお役立ち情報やオリジナル教材を公開しています!

今日は、2014年の渋谷教育学園幕張中学校で出題された約束記号・整数の性質に関する問題を紹介します。

 

親子で挑戦してみてください!

 

----------------------------------------------------

 

Aを0ではない整数とします。
    A=a×a+b×b
となる0ではない整数 aと b の組(a,b)の個数を[A]と表すことにします。

 

 例えば,A=37のとき,a×a+b×b=37 となる a と b の組(a, b)は,

a=1,b=6となる場合と,

a=6,b=1となる場合の2組あるので
  [37]=2
となります。

 

 また,A=8のとき, a×a+b×b=8となる a と b の組(a, b)は,a=2,b=2となる場合の1組だけなので
  [8]=1
となります。
 

 また,A=3のとき,a×a+b×b=3となる a と b の組(a, b)はないので
  [3]=0
となります。

 

 このとき,次の各問いに答えなさい。

 

(1) [65]はいくつですか。

 

(2) [A]=2となる整数Aのうち,30以下の奇数であるものをすべて求めなさい。

 

(2016年 渋谷教育学園幕張中学校)

 

----------------------------------------------------

 

■解答・解説

 

(1)

 

a×a は,平方数のことで,
65=a×a+b×b となるとき,65以下の平方数は,
1×1=1,

2×2=4,

3×3=9,

4×4=16,
5×5=25,

6×6=36,

7×7=49,

8×8=64
の8つで,このうち和が65になる組み合わせは,1と64,16と49です。

 

よって,

このとき,(a, b)の組は,(1,8),(8,1),(4,7),(7,4)の4組なので,

 

[65]= ……(答え)

 

 

(2)

 

Aは奇数なので,2つの数の和が奇数となるということは,
1つが奇数で,もう1つが偶数になります。

そこで,奇数の平方数(1,9,25,……)と偶数の平方数(4,16,…)のうち,和が30以下になるものを調べると,
1+4=5,

1+16=17,

9+4=13,

9+16=25,

25+4=29

の4つになることがわかります。

 

よって,
[A]=2となる30以下の奇数Aは,

,13,17,25,29 ……(答え)

 

 

 

----------------------------------------------------

 

子どもに、勉強の楽しさ、わかる喜びを伝える教材は、

自宅でできる受験対策ショップ ワカルー!

まで。

 

各種ご相談は、「gaku3102002あっとまーくyahoo.co.jp」

までご連絡ください。

 

 

ぽちっとお願い致します。(人気の記事も見られます)

その一押しが今後の励みになります。

 

にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ
にほんブログ村