今日は、2017年に慶應義塾中等部で出題された数の規則性の問題を紹介します。
面白い問題なので,親子で挑戦してみてください。
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図のAからLには数が1つずつ入っていて,となり同士の3つの数の合計は必ず2017になっています。
例えば,K+L+AもC+D+Eも2017です。
F=456, K=789であるとき, A+Dはいくつですか。
(2017年 慶應義塾普通部)
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■解答・解説
F=456,K=789 を入れると,図1のようになります。
図1
図2,となり同士の3つの数の合計が2017になるので,
L+A+789=2017
L+A=2017-789
L+A=1228 ……①
図2
図3,L+A+B=2017
①より,
1228+B=2017
B=2017-1228
B=789
図3
図4,B+C+D=2017
789+C+D=2017
C+D=2017-789
C+D=1228 ……②
図4
図5,C+D+E=2017
②より,
1228+E=2017
E=2017-1228
E=789
図5
図6,
D=2017-789-456=772
図6
図7,
C=2017-789-772=456
図7
図8,
A=2017-456-789=772
図8
よって,
A+D=772+772=1544 ……(答え)
図6の時点で,772,789,456の順に規則的に並んでいることにきづくと,Aが772になることがすぐにわかりますね。
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