ネット(ねとらぼ)に大学生の4人に1人が間違えたという小6レベルの平均の問題がでていたので紹介します。
親子で挑戦してみてください!
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■問題
ある中学3年生の生徒100人の身長を測り、その平均を計算すると163.5cmになりました。
この結果から確実に正しいといえることには「○」、そうでないものには「×」と答えてください。
①身長が163.5cmよりも高い生徒と低い生徒は、それぞれ50人ずついる。
②100人の生徒全員の身長をたすと、「163.5×100」で16350cmになる。
③身長を10cmごとに「130cm以上で、140cm未満の生徒」「140cmチ以上で150cm未満の生徒」……というように区分けすると、「160cm以上で、170cm未満の生徒」が最も多い。
(大学生数学基本調査より)
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問題は、日本数学会が2011年に行った「大学生数学基本調査」で使用されたもので、「小学6年生の教科書の典型的な記述に沿って作問した」とのことです。
この問題が大学生の4人に1人が解けないというのは信じられません。
解答は……
①×
②○
③×
です。
①、③は反証となる例を示せばいいですね。
解説は、日をあらためて。