筑波大学附属中学校(2017年)で出題された最も小さい数を求める問題 | 恋する中学受験 ~大学受験を見据えた中学受験~

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今日は、筑波大学附属中学校(2017年)で出題された最も小さい数を求める問題を紹介します。

 

親子で挑戦してみてください!

 

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ある数の整数部分をa,小数部分をbとします。例えば,ある数が29.23のとき,a=29,b=0.23
となります。
3×a+8×b=100 となる数のうち,最も小さい数を求めなさい。

 

(筑波大学附属中学校(2017年)

 

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「3×a+8×b=100 となる数のうち,最も小さい数を求めなさい。」

ということは,

3×a +8×b=100

となる最も小さい数a を求めるということです。


 

3×a+8×b=100 は
3×a=100-8×b と変形することができます。

 

「3×a」は3の倍数ということなので,
「100-8×b」も3の倍数ということがわかります。

 


これより,最も小さい数a を求めるので,
「100-8×b」が3の倍数かつ最も小さい数を求めればよいことがわかります。

 

 

ここで,bは小数,つまり,0以上1未満(1より小さい)なので,
「8×b」は0以上8未満となり,
「100-8×b」は92より大きくなることがわかります。

 

3の倍数で,92より大きい最小の数は,93となるので,
3×a=93
よって,a=93÷3=31とわかりました。

 

 

次に,bの数は,
93=100-8×b
8×b=100-93=7
b=7÷8=0.875とわかりました。

 

 

以上より,求める小さいが数は,31.875 ……(答え)

 

 

 

 

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