おはようございます。
駒沢・飯田橋の姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉です。
皆さんは、減量をしようと思った時に、どんな食事をしますか?
きっと、ほとんど方が低カロリーの食事をするように心がけると思います。
コンビニやスーパーで低カロリーのお弁当やお惣菜が並んでいますよね。
体重を気にしている方が多く買われるようで、私のクライアントの方も買うとおっしゃっていました。
しかし、低カロリーのものばかり食べてしまうと、体重も落ちますが、筋肉も落ちてしまい、中には減量がうまくいかない可能性もあります。
今日は、そんな隠れた危険に関してお話ししていきますね。
低カロリーと高カロリーの違いは?
低カロリーというと、「ヘルシー」「健康的」というイメージがあると思います。
確かに皆さんの言う通り、高カロリーな食べ物に比べたらそうかもしれません。
しかし、あまりに低カロリー過ぎるとある物が足りなくなってくるのです。
それは・・・
「栄養素」
です。
ここでいう栄養素は、皆さんが中学生までに勉強してきた5大栄養素ですが、憶えていますか?
・糖質
・脂質
・たんぱく質
・ビタミン
・ミネラル
これらが5大栄養素ですが、なんとなく思い出してきたでしょうか?
これらの栄養素の中でも糖質・たんぱく質・脂質にはカロリーがあります。
糖質とたんぱく質:4kcal 脂質:9kcal(全て1g中)
これらの1食の分量によってカロリーが決まるわけです。
低カロリーの食事ということは、これらの栄養素が少ないともいえます。
逆に高カロリーな食事は、これらの栄養素が多く含まれているともいえます。
※一般的に高カロリーというと、脂質や炭水化物たっぷりのイメージがありますが、必ずしもそうではありません。
低カロリーの食事になってしまうと、身体に入ってくる栄養素の量が少ないわけですから、場合によっては、1日に最低限必要な量も下回ってしまう可能性があります。
もし、たんぱく質の1日の摂取量が、必要量以下の場合は、身体の組織が上手く作り出せなくなるので、筋肉が細く小さくなってしまったり、肌が荒れたりします。
そうなってしまうと、基礎代謝も下がってしまう可能性があり、結果的に痩せにくくなってしまうかもしれません。
また、脂質は体内ホルモンを作る材料にもなるので、入ってくる量が少なくなれば、そういったホルモンも作りにくくなり、体調に変化が出ます。
糖質の場合は、エネルギー源として使います。
日常的に人の身体は脂質を使いますが、トレーニングする際のエネルギー源として糖質は使われます。
もし、糖質制限をしていて、体内に蓄積されている量が少ないと、トレーニング時にたんぱく質を分解してエネルギー源を作り出す「糖新生」というのが起きてしまい、より筋肉量を落としてしまう可能性があります。
このように低カロリーの中身を考えていくと、必ずしも低カロリーだからといっていいわけではありません。
トレーニングをしていて、身体を作りかえる場合は、やはり5大栄養素をしっかり摂るべきだと私は思います。
その栄養をとる際に、何を多めに摂取するのか?
たんぱく質 or 炭水化物を多めにするのか?
など、その時の状況によって比率など決めればいいので、もし、そういったことが分からなければ、ご相談ください。
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姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉
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