おはようございます。
東京・埼玉の姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉です。
さて、今日は「四股」についてお話ししようかと思いますが、みなさんは四股をご存知でしょうか?
四股といいますとお相撲さんが行うあれです。
現役時代の貴ノ花の四股です。
以前、明治神宮で朝青竜と白鵬の四股を見ましたが、綺麗に脚が上がって、全くブレずに着地・・・そして、迫力もあるという。。。
話を四股の踏み方に戻しますが、四股を下半身のトレーニングという形で実践する方もいらっしゃいます。
その方のほとんどが、股関節周りの強化という意味で行われます。
そして、皆さんのほとんどが挙げた足の着地動作に着目してトレーニングをされます。
しかし、確かにそれも重要ですが、実は上記の写真のように脚を挙げるために必要なバランスを取ったり、身体の動かし方のトレーニングにもなります。
それらが上手く出来ないと四股のトレーニング効果は半減するかなと思います。
まず下記の絵を見てください。
先程の四股の写真を簡単に書いたものなんですが、軸足があり、その上に骨盤がのり、腰の脊柱が真っ直ぐの状態を維持しながら、肋骨の部分を含めた胸郭が綺麗に横に傾いています。
これは、綺麗に股関節の外転をさせるために軸足の臀部の筋肉が働き、そして、体幹部と内転筋郡の力を出して、軸足に体重をのせつつ胸郭の部分が形を崩さないようにしています。
しかし、普通の人がやるとこんな感じに・・・
絵は雑ですが、軸足に骨盤をのせる事は出来ても、その上の胸郭や脊柱が曲がった状態になります。
これはバランスを取れているようにみえて、実際は不安定な状態です。
またここから違う動きをしようとしても、上手く動けない可能性があります。
こういった片足に体重をのせる場面は、スケートの滑り、野球のピッチング・バッテイング、着地からの動きだしの態勢、走り、歩きなど様々な場面で必要になりますし、重要になってきます。
ですから、四股というのは色々なスポーツに通ずるのでやって頂きたいのですが、しかし、上手く出来ないと意味がありません。
四股というのは、簡単なようで難しい・・・そして、スポーツの動き全てに通ずる動きなのです。
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スタイルトレーナー北村智哉