なぜ肩こりなのに脚などを調整したり、エクササイズを行うのですか? | 肩こり腰痛・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉のブログ

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おはようございます。
東京・埼玉の姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉です。

 

 

先日、パーソナルトレーニングの体験セッションを受けて頂いた肩こりでお悩みのクライアントの方から聞かれた事があります。


「なぜ肩こりなのに脚などを調整したり、エクササイズを行うのですか?」


と聞かれました。



確かにクライアントが問題にしているのは、肩コリ・・・つまり肩ですね。

 

 

しかし、自分のセッションでは、肩にも着目しますが、それ以外の場所にも着目して、セッションを進めていきます。


なぜなら、肩コリや腰痛など様々な関節障害(急性の怪我などを除いた場合)の慢性的なものは、問題は、痛みなどがある場所以外の所が問題でなることがあるからです。

 

風が吹けば桶屋が儲かる


例えば、膝に慢性的な痛みがあります。

 

 

 

しかし、病院に行っても膝自体には問題がありません。

 

 

そして安静にしたり、湿布などを貼ってみるが、痛みが引かない。

 


こういった場合、膝が問題を引き起こしている訳でなく、違う部分が問題で結果的に膝に問題を引き起こしてると考えられます。


ということは、いくら膝に接骨院などで処置、または運動施設で膝の強化を行っても、膝の痛みは消える事はないでしょう。

 

 

膝に問題があるのでなく、他の部分に問題があるから。

 


ですから、問題の部分だけに着目せず、身体全体を見ていき、少しでも怪しい部分へアプローチしていくことが必要なのです。


日本古来のことわざで、同じような表現をしているものがあります。


「風が吹けば桶屋が儲かる」


これは、単純に風が吹いて、桶が壊れて、桶屋が儲かるという意味ではありません。

 

 

本来の意味は、「ある事象の発生により、一見すると全く関係が無いと思われる所・物事に影響が及ぶことの喩えである。(ウィキペディア参照)」


内容はこんな感じです。


大風で土埃が立つ。

土ぼこりが目に入って、盲人が増える。

盲人は三味線を買う(江戸時代の盲人が就ける職に由来)。

三味線に使う猫皮が必要になり、猫が殺される。

猫が減れば鼡が増える。

鼡は桶を囓る。

桶の需要が増え桶屋が儲かる。



遠いですね・・・しかし、世の中の事って、意外とこれに似たようなことが起きてると思うんですよね。

 

 

もちろん人の身体でも。


ですから、問題がある部分だけ見過ぎず、周りを見渡して、本当にここの部分が問題なのかを確かめつつトレーニングなど行ってみてください。

 

 

 

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