平成27年のスタートは、元旦から熊野詣へ。

昨年に引き続き、熊野参拝コースを選択。
2年連続このコースを選んだ理由は、昨年、宿泊した十津川温泉のお湯が素晴らしかったこと、
そして、時間的に行けなかった速玉大社の摂社・神倉(かむくら)神社を参拝したかったこと。
特に、神倉神社ははずせません。何が何でも、訪れたい神社です。

ルートとしては、まず1日目は大阪から車で玉置神社まで。十津川温泉に宿泊します。
翌日は十津川温泉を出発して熊野本宮へ、それから新宮の熊野速玉大社と神倉神社へすすみ
さらに那智大社までまわります。

昨年と違い、心配していたことは、お天気です。
元旦からの寒波到来で、玉置山に位置する玉置神社へ上がれないかもしれない。
そんな不安をもちつつも、元旦当日の朝は快晴で、氏神様を参拝してから、熊野へいざ出発!

雪道の可能性も含めながら、スタッドレスタイヤのレンタカーで出発。
結果的には、これが大正解。
もし、わが家の車で行っていたなら、今回のコースは無理でした。
玉置山に上がる途中で、事故車が3台、乗り捨てられた車が1台と、
ハラハラ、ぶるぶる状態での運転が続きました。
何を隠そう、私たちの車も一度危ういことに...。
後ろの車のおじさんが、こちらの車を押してくださったことで助かりました(・・;)

午後2時30分、そんな思いをしながらの、やっとの到着だったため、感動はなおさら。
昨年の何倍も美しく、荘厳ですがすがしい、そしてお導きに感謝です。

駐車場から参道の山道が続き、樹齢3000年といわれる神代(じんだい)杉や夫婦杉などの
巨樹をみながら20分くらい歩いて境内へ向かいます。
元旦当日は参道も雪で真っ白。
それゆえ、雪化粧された山の風景や空気は澄んでいて、美しい!
人も少なく、研ぎ澄まされた雰囲気がありました。


手水舎の水もこのとおり。
氷を割ってのお清めです。


熊野の地で厳しい修行をした役行者(えんのぎょうじゃ)でも知られる玉置神社は、誰もが
簡単にいくことができないような荒々しい自然にかこまれ、俗世間から切り離された空間です。
熊野の数ある聖地の中でも、ここ玉置神社は自然信仰の太古の神霊を感じる大好きな神社です。
年月を重ねた風格のある御本殿です。
元旦なのに、参拝客の映らない御本殿を撮ることができるなんて、すごい!


雪の中、苦戦しながらやっとたどり着き、この雪化粧した美しい風景。
雑念のない神秘空間。とにかく、癒され、心地がいいです。
下山の心配がなければ、ずっと居たくなるような気持ちでした。
神様のお導きなくしてはここにこれなかった。感謝しかございません。
一方、旦那様は、私と相反し下山の心配で心が支配されておりました(;^_^A 
お気の毒さま....。

御本殿横の若宮舎と神武社です。


樹齢3000年といわれる神代杉(じんだいすぎ)をはじめ、杉の巨樹群は奈良県指定の天然記念物。
静寂の中で感じる自然のエネルギーは、ここにこれたことを感謝させてくれる感動があります。



玉置神社は、標高1076mの玉置山の山頂近くに鎮座し、神武天皇東征(じんむてんのうとうせい)の
途上として伝えられています。
KOJIKISTである私にとっては、それゆえ、重要な神社であり、神聖な霊峰です。
今回の詣では、この神武天皇の東征をテーマにしています。

東征とは、神武天皇が熊野から八咫烏(やたがらす)に導かれ橿原で即位するまでのお話です。
東へ向かおうと九州南部をお発ちになり、大阪湾沿岸部での戦いで兄・五瀬命(いつせのみこと)を
失いますが、その際「私たちは日の神の御子なのに日に向かって戦ってしまった。
これからは、日を背に負って戦おう」と仰せになり、紀国に回り込んで、熊野に到着します。
それからは八咫烏の導きもあり、負け戦がなくなり、奈良の橿原宮で初代天皇に即位します。

御祭神は、国常立尊(くにとこたちのミコト)、伊弉諾尊(いざなぎのミコト)
伊弉冉尊(いざなみのミコト)、天照大御神(あまてらすオオミカミ)、
神日本磐余彦尊(かむやまといわれびのミコト)→神武天皇


昨年の記憶によると正月三が日はおぜんざいのふるまいがありましたが、こんな雪の日には
それもないだろうと思っていたところ、今年もありました!
いただく方も有難さ倍増です。
こんな寒い日に山の上で、参拝客へのおもてなしを準備してくださっているなんてo(^-^)o



昨年に来た時は天気もよく、本殿から山を進み、玉石社を経て山頂まで登りましたが、
今年はこの雪で断念。
玉石社は、社殿がなく、ご神体を玉石とし、古代信仰の様式が残されています。
修験道においては、本殿より玉石社を先に礼拝するのが習わしとなっていたようです。


神代七代といわれる神が成り、その一代の国常立尊(くにとこたちのミコト)を
祀る玉置神社。
太古の昔から、人々の信仰の場としてこの地に生きていたエネルギーは、格別で広大。
神聖な強いパワーで私たちを包んでくださいました。
平成27年、最初の御朱印を頂戴しました。