今日、関内を歩いていたら、デモに出くわしました。

話を聞いてみると、朝鮮学校への県からの補助が出ないことについてのデモだそうです。


日本の学校、日本にある他の外国の学校へは出る補助が朝鮮学校にだけおりないということが、2016年?(このへんうろ覚え)からずっと続いているのだとか。


理由は、拉致被害の問題や現在の北朝鮮の様々な問題によるところだとのこと。


しかしそれは現在日本で暮らす子供たちや、来日二世、三世としてずっと日本で税金も納めてきている親たちにも関係のないことなので、撤回してほしいという旨のデモでした。


直接在日している人達には関係ないことであるという主張はこれまでもずっとしてきているのですが、県からの主張は「県民の理解が得られない」ということなのだそうです。


日本に帰化し、日本人となって日本の学校に通えば補助が出ますということも言われているそうなのですが、それは差別をなくそうという根本の問題の解決にならないと主張しているそうです。





実は私自身も来日三世で、父が若い頃に帰化しているので、私はそこまで違和感をもつこともなく日本人としてずっと暮らしてきています。


ですが、祖父母の来日にまつわる色んな苦労話は聞いたことがあったり、父は日本に帰化した時、悪いことをしたわけではないのに拇印をとられて、何だか嫌な気分だった。とは話していました。


また、地元がずっと横浜なので、親戚含め朝鮮にゆかりのある方の知り合いや友人も多く、そこに対する抵抗感は特にありません。


ですが「県民の理解が得られない」という主張。

私自身はそんなことないけどなぁ…と思ってしまうけど、そうではないという人も確かにいるのだろうなぁとも思います。


そういう人達が、実際に現実が変わるところにどれだけ近い位置でいるかによっても、現状を変えられるかどうかには差が出るだろうなぁと思う。


そして、この問題とは例を変えた別の側面として、私自身も他者を受け入れることが苦手です。

自分の世界が好き。自分の好きなものに囲まれていたい。異質なものを受け入れる苦労という意味では、すごく気持ちがわかる。。





話は少し変わって、先日、友達と喧嘩して仲直りをするという経験をしました。


喧嘩の原因は、簡単にいうと『価値観の相違』って言うよくある言葉で表せるやつ 笑


私はその違いを長年ずっとその子の好みだと思って受け止めていたから、否定はしなかったし、だからと言って肯定もしなかった。

だからずっと距離を置く、っていうやり方をとってきてた。


何かの加減でどちらかの考え方が変わった時に、また交わる時もくるかもしれないし、浅い視点でいれば良い関係でいることもできる。

そう思ってはいたけど、やっぱり寂しくはあって。


でも、何もなければそのままでいたんだと思うけど、色々とあって相手の現状が苦しそうだったので、いつもは踏み込まないところまで、相手の主張の納得できないところを追求して、自分の思いを伝えてみた。


お互いに、抵抗感は出るので、形としてはやっぱり喧嘩みたいになったのですが、最後はお互いが納得できるところまで理解し合えたと思いました。


この経験で、私は今まで自分が受け入れられないものとは、否定しない為には距離をとる、ってことしかできないんだと思っていたけど、そうじゃないんじゃないかなって思った✨


だけど同時に、本当に理解し合うまでにはどちらか一方だけじゃないお互いの努力がすごく必要で、そこにはいろんなレイヤーがあると思った。


私と友達も、タイミングとか、そこに至るまでの周りの人の助けがあったからやっと理解し合えたと思います。


単純にいさかいにならなければ解決ではないし、客観的に見て正解の形になれば解決でもない。


夫婦の関係性みたいなかんじで、笑

お互いが納得できるのが1番いいと思う。そこに正解は無い。


結局1番大切なのは愛を持って対するということなんだろうなぁ。


私の感覚では、『相手の命の格を否定しない』っていう言い方の方が今はしっくりくる。


自分を傷付けてくる相手をどうしたら愛することができるかっていうのが究極だと思う。





そして、最初の話に戻ると、補助金がおりたら解決ではないんだと思う。


だから、このことに限らず私にできることは、ひとつひとつの問題をよく見て、沢山のレイヤーの中から今の自分にできそうなことをやることだと思った。


そういう働きが沢山集まることで少しずつ流れが変わっていくと思う。


私たちはひとりひとりが社会っていう集合体の細胞。




ベル


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