上の写真は糸魚川翡翠のCOLLECTION。中央は特大の糸魚川青翡翠の勾玉です)

 

「全包容的英知の意志」
私は二十歳頃にUFOコンタクティーとして名高いジョージ・アダムスキーの存在を知り、彼の著書「生命の科学」を愛読していました。アダムスキーは人間はセンスマインドのコントロールが重要だとしています。センスマインドとは感覚器官(視覚、聴覚、嗅覚、味覚)の四感覚から構成されます。触覚は視覚、聴覚、嗅覚、味覚の基礎となる感覚で、触覚が存在しなければ先の四感覚は感じる事が出来なくなり、触覚こそが宇宙からの意識を印象という形で伝えます。センスマインドはそれぞれ感覚器官が自己主張し、他の感覚よりも優位にたとうとします。例えばとてもきれいな人を見て「視覚」はなんてきれいな人なんだとセンスマインドに伝えますが、「聴覚」はあの人の声はガラガラのかすれ声でイヤだと伝えます。「嗅覚」はあの人の匂いはなんだか、かび臭いよイヤだとセンスマインドに伝えます。こうしてそれぞれの感覚器官が自己主張しセンスマインドは混乱しています。この様にセンスマインドは、まるで万華鏡みたいにコロコロと景色を変えて安定しません。人間と自然のあいだの唯一の相違は自然は自信の意志を持ちません。自然は全包容的英知の意志のもとにあるからです。人間が自己の心中にあると感じて探して求めている幸福は、人間が自己の意志を意識の意志と融合させてこそ見つかるのです。