湘南の潮風に吹かれて -16ページ目

湘南の潮風に吹かれて

ちわわのケンタのブログです。よろしくね^^



会社から帰ってくると母親が飛び出してきた


「ジローが轢かれたよ!」



僕は頭が真っ白になりました


「ジローは?」


「それが見つからないんだよ」



轢かれたのは自宅のまん前の通り


引かれた後がしっかりと残っていました


車が急ブレーキをかけたタイヤの跡


そして、その前方にはジローの血と毛がアスファルトにこびり付いていました



細い通りなのに・・・それにひき逃げ・・・


犯人に怒りを感じましたが、ジローを探すのが先決です



自宅に戻ると、家の中に血の後が・・・


点々と1階の両親の寝室の前まで続いていました



ジローは外で飼っていましたから、


子供の頃しか家の中には入れていません



助けを求めているんだな、今すぐ探し出してやるよ・・・



そして、衝撃の血の跡を目の当たりにしました


血の跡が僕の部屋の前まで続いて、部屋の前で血溜りが出来ていたのです



僕の部屋は、母屋とは別棟の2階にありました


僕の部屋に連れて行ったのはまだちっちゃい子供の頃だったのに・・・



階段の白い壁にも血が付いていました


そんな大怪我をしているのに・・・・・


胸が張り裂けそうになりました



親とか兄弟はもう近所は探したよと言っていましたが


真っ暗闇でも絶対にすぐ探し出してやると思いました



懐中電灯を持ち、地面の血の跡を探しました



点・・・点・・・とする血の跡を見つけました・・・裏山の方角に向かっているようです



裏山の草むらを掻き分けて入っていくと・・・



「がさっ」と音がしたような気がしました


音がした方に懐中電灯を照らすと



照らすと・・・そこには凄く大きなムカデが・・・



ビックリして、逃げようと、顔をそむけた横に



いました!ジローが



ガクガクと震えながら、後ろ足を折るように血溜りの上に座って


僕の方を悲しそうな目で見ていました



僕は急いでジローを抱きかかえ、母屋に連れて帰りました


急いで血を止めようとタオルで腰の辺りを結び、親に動物病院に電話してもらいました


近所の娘さんたちもジローを泣きながら見ていました


病院が夜でも受け入れてくれると言うことだったので車に乗せて病院へと向かいました



お医者さんに聞くと、しっぽから股にかけて裂けてしまっているとのこと


その日の内に縫ってもらい、一命は取り留めました




気が付くと・・・・・僕の白いジーンズは真っ赤に染まっていました。





PS.ジローはその後、固定するため金属棒を体に入れられ、数ヵ月ほど入院しました


1年位して、散歩に連れて行った時、左足を地面に付くことが出来ないのに


一生懸命に前へ進もうとしているジローを見て、凄くうれしくて、胸が熱くなりました



本当に走ることが大好きなんだな・・・・・・・・ジロー!!







10年ぐらい前でしょうか



近所の知り合いが1匹の子犬をくれました


柴犬の憲太号、血統証付きのワンコです



実は僕のニックネームは、この柴犬の称号の憲太=ケンタから来ています


名前はその前にタローと名の付いた犬を飼っていたので


その次にうちにやって来たワンコということでジローと名付けました(安易)



元気な子犬でした


庭中をハイになって駆けずり回ったり、穴を掘ったりしてました



1年ぐらいが過ぎ、立派な柴犬に育ちました


散歩が好きというか、近所を走り回るのが大好きで、よく脱走をしていましたが・・・



ある日、また脱走して、そのまま帰って来ませんでした


いつも夕ご飯時には帰ってくるのに・・・



僕は原付で近所を徹底的に探しましたが、どうしても見つかりません



仕方が無いので、写真入の探し犬の張り紙を作って、


1.5km以内ぐらいの所を中心にペタペタと・・・



2ヶ月ぐらいが過ぎ、もう諦めていました



とある日、一本の電話が・・・



お宅の犬に似た犬がある家で飼われていますとのこと



早速、その家を訪ねました


農家のすごく大きな、庭の広い家でした


庭の真ん中辺につながれている一匹の犬がいました



ジロー!?



近づいてみると、やっぱりジローでした


胸は高鳴りましたが・・・何か・・・・


何か、その家に馴染んでいるというか、とにかく幸せそうでしたので


ちょっと複雑な心境がしました・・・



その家の人を訪ねて、これはうちの犬ですと告げると


その気の良さそうなおばさんは凄く残念そうでした



知らない土地で怖くなって、


交差点で車の下に潜り込んでしまったジローをこの人が助け出したそうです


いい犬だと思って、凄く可愛がっていたと・・・



ジローが戻ってきて凄く嬉しいけれど・・・


・・・だけど・・・あんな広い庭だったら、


ジローはたくさん走り回れるし、


その家の人も凄くいい人達で可愛がってくれていたし、


もしかすると・・・


もしかすると、見つけなかったなかった方が良かったのかな・・・?




ジローはどう思っていたのだろうか



5年前ぐらいのある日・・・



家の前にダンボールに入った5匹の子猫


痩せていて、目ヤニで目が開いていません


明らかに病気の子猫達です


飼い主が捨てていったのでしょうか?


グレーの子猫が3匹に黒い子猫が2匹


かわいそうなのでほおっておく訳にもいきません


家で面倒を見ることにしました。



一週間もたたないうちに3匹が次々と死んでいきました


詳しい人に見てもらったところ、5匹は猫ちゃんエイズにかかっていました


残ったのはグレーの子猫1匹と黒い子猫1匹ずつ


両方ともメスでした


やはり猫の世界でも女性の方が強いのか



数ヶ月が過ぎ、2匹はすっかり元気になりました。



グレちゃんの物語・・・


グレーの猫はグレちゃんと名付けました(安易)


なんとこの猫はロシアン・ブルーでした


目もまん丸、毛並みもなんと美しいことか


性格もよく、人懐っこいし、腰が低いというか・・お行儀もいい


家に来てこの猫を見た人はしきりにこんな猫が欲しいわあといっていました



・・・ですが・・・


1年半ほどたった頃から、また目ヤニが出始め、痩せ始めました


猫ちゃんエイズが再発したようでした



ある日、中庭で息絶えてるグレちゃんが見つかりました


外に出ていたグレちゃんは家の中に入ろうと縁の下から中庭に出て


よく窓の開いている中庭から家の中に入ろうとしたのでした


でも、閉まっていて・・・・・(涙)



クロちゃんの物語・・・


クロちゃんは元気になっても声が出ませんでいた


体は大きくなら無かったのですが、


まん丸お目々で、魔女の宅急便に出てきたようなキュートな猫ちゃんになりました



1年もした頃です


それまで「ハーハー」としか鳴けなかったのに・・・


突然「にゃーん」と鳴きました


僕は嬉しくて、抱きしめて泣いてしまいました



本当に体がちっちゃいのが、可愛くて、人懐っこい猫でした


僕が洗車している時、ちょこんと座ってずっと僕の方を見ていました


僕が口笛を吹くと「にゃーんにゃーん」と鳴きながら駆け寄ってきました


そして、お腹を出して寝転んだり、膝の上に乗っかたりして甘えてきました


この猫はそういうとき、人の目をじーと見るんです


何か語りかけてくるようなその目を、僕はじっと見つめ返しました


クロちゃんに対する想いは恋愛の感情と同じといっても過言ではありませんでした



そんなクロちゃんも、3年ぐらいたった頃、どうも様子がおかしくなりました


毛が逆立って元気が無いのです


それも寒いのに外でじっと座ってたりもしました



そしてある日・・・クロちゃんがいなくなりました


僕は一心不乱に探しました


小雨が降っていた、寒い日でした


屋根の上も、そして物置の上も・・・



見つけました・・・

物置の上に雨に打たれて、クロちゃんが灰色の空を見上げていました


僕は抱きかかえて、すぐに暖かい毛布で包んであげました



翌日、クロちゃんは死にました。



僕は、今ブログを書いていて、パソコンの画面が滲んで見えません・・・


読んでくれたみなさん、悲しい話ですみません