10年ぐらい前でしょうか
近所の知り合いが1匹の子犬をくれました
柴犬の憲太号、血統証付きのワンコです
実は僕のニックネームは、この柴犬の称号の憲太=ケンタから来ています
名前はその前にタローと名の付いた犬を飼っていたので
その次にうちにやって来たワンコということでジローと名付けました(安易)
元気な子犬でした
庭中をハイになって駆けずり回ったり、穴を掘ったりしてました
1年ぐらいが過ぎ、立派な柴犬に育ちました
散歩が好きというか、近所を走り回るのが大好きで、よく脱走をしていましたが・・・
ある日、また脱走して、そのまま帰って来ませんでした
いつも夕ご飯時には帰ってくるのに・・・
僕は原付で近所を徹底的に探しましたが、どうしても見つかりません
仕方が無いので、写真入の探し犬の張り紙を作って、
1.5km以内ぐらいの所を中心にペタペタと・・・
2ヶ月ぐらいが過ぎ、もう諦めていました
とある日、一本の電話が・・・
お宅の犬に似た犬がある家で飼われていますとのこと
早速、その家を訪ねました
農家のすごく大きな、庭の広い家でした
庭の真ん中辺につながれている一匹の犬がいました
ジロー!?
近づいてみると、やっぱりジローでした
胸は高鳴りましたが・・・何か・・・・
何か、その家に馴染んでいるというか、とにかく幸せそうでしたので
ちょっと複雑な心境がしました・・・
その家の人を訪ねて、これはうちの犬ですと告げると
その気の良さそうなおばさんは凄く残念そうでした
知らない土地で怖くなって、
交差点で車の下に潜り込んでしまったジローをこの人が助け出したそうです
いい犬だと思って、凄く可愛がっていたと・・・
ジローが戻ってきて凄く嬉しいけれど・・・
・・・だけど・・・あんな広い庭だったら、
ジローはたくさん走り回れるし、
その家の人も凄くいい人達で可愛がってくれていたし、
もしかすると・・・
もしかすると、見つけなかったなかった方が良かったのかな・・・?
ジローはどう思っていたのだろうか