そんな苦悩の夜が明けた。
起きてから1Fに降りる。
今日の息子はおいらにパルキアを見せたくて
ウズウズしているはずだ。
トビラを開け息子の顔を見ると奴は待ってましたと
言わんばかりに笑顔でこちらを振り向いた。
オオオッ!愛しのムスコよ!
おいらは昨日の偉業に敬意を払い
「すごいじゃん、パルキアをスーパーボールでゲットしたんだね~」というと
「そうだよ、ボク、スゴイでしょ~」と誇らしげな表情!
確かに凄い!パパは本心からそう思った。
続いて「一緒にDS見よっ」と甘い声を出す息子。
「いいよ!」誘惑につられ、朝にも関わらずDSを出してしまうダメパパ。
おいらたちはラブラブ状態だ!
どんなに妻が睨み付けていても、
今日の朝のプレイだけはゆずれない!!
おいらが、目で訴えかける。
妻は大人なので、なにもいわず見逃してくれた。
DSを起動しパルキアの詳細画面へ。
「ボクね、ボクね、モンスターボールのあと、スーパーボールでゲットしたんだよ」
「すげぇでしょ、ボク」
「すぐ飛び出ると思ったけど、ボールが3回はねて、星がでたよ」
彼は事細かに一生懸命に話してくれた。
おいらは、「うん、うん」と嬉しそうにうなずくだけだった。
昨日はパルキアをゲットした瞬間が見られなくて残念だったが、
こんなに夢中に話す息子を見ていたら、それでよかったと心から思えた。
ポケモンに自信がついた息子。
パパよりはじめて優位にたったんだもんな!
うれしいよな。パパに説明したいよな。
パパはそんな成長した君を見れたのが、嬉しかったぞ!
息子がパルキアを見せてくれた朝は、そんなことを感じていた。