シリーズ <エクステリア vol.5> | T.Y.プラスターのブログ

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家を新築されたお客様の中で
エクステリアの工事の1部を後に行うという
お考えを聞くことがあります。
ご存じの方も多いと思いますが、
固定資産税の評価調査のためとお聞きします。

そもそも固定資産税とはどんな税金でしょう。

固定資産税は、固定資産(土地・家屋・償却資産)と
市町村の行政サービスとの受益関係に着目して

資産価値に応じてその固定資産を所有している方に
毎年収めて頂く税金

と あらましに書いてあります。
つまり市町村が課する税金なのです。

新築時の評価設定が決められるとずっと払っていく税金です。
ですから、新築時の評価にならないように
エクステリアでも心配されるのですね。


エクステリアと呼ばれる私的空間には
 *庭
 *外構(門扉やフェンス・駐車場)
 *設備(物置など)
があるとシリーズの中でお伝えしました。


お客様が後に工事するというものには、
カーポートや物置やサンルームなどと言ったものがあります。








例えば、新築時評価設定が済んでからサンルームを造ったとします。
それでも、3年後に評価額見直しがあるので
サンルーム分の課税はその時ちゃんとされるのです。
(調査は航空写真や現地調査で行うようです)


見解に違いのある物置なども心配が向けられます。

地盤に基礎工事されている物置は課税。
ブロックの上に置いている物置は非課税なのです。
最近は転倒防止のステイなどが付属されていることがあります。
このステイに対してはたとえブロックでも
課税と非課税と見解に違いがあるようです。
(心配な方は市町村の担当に確認することをお勧めします)

カーポートは、3面壁に囲まれる構造のものは
課税となります。
立派な門や塀、庭があっても固定資産税の対象にはなりません。

課税対象と勘違いをされて工事を2回に分けては
返って工事代金が高くなることもあります。
また、課税されるものであればその金額が分かると
工事を後で行うか?の判断もできますね。

お客様ご自身が調べて、納得された上で
工事依頼するのが一番の理想ですね。



<こぼれ話>

固定資産税の償却資産で興味深かったもの。

エアコン(冷暖房)は壁に設置するタイプ・・・非課税。
天井や壁の中に埋め込み設置するタイプ・・・課税。
太陽光発電のソーラーパネルは、
タイプにより課税・非課税と別れるようです。
平成12年までウォシュレットも課税対象だった(現在非課税)
というから驚きですよね?  v((((((ノ゚⊿゚)
床暖房は課税対象。
安心してくださ~い。
ホットカーペットは家電なのでもちろん非課税(笑)
これは当たり前ですね。




プラちゃん雅印