金曜日は東京は高井戸の

フィットネスクラブで、

ダンスレッスンの仕事をしています。

ソウルダンスをやっていますが、

とても好調で、

雰囲気も良く、

皆さんそれぞれに、

楽しく踊ってらっしゃいます。

基礎はヒッポホップと変わらないのに、


年齢に関係なく、

(むしろ歳を重ねた方が)

とてもイイ感じになるのが、

ソウルダンスの魅力ですね!






さて、


最近は金曜のレッスンが終わった後、

クラブ近くの星乃珈琲店で

くつろぐことが多いです。



ここでは新聞なんかもチェックしたりしています。



日本経済新聞の

コラム「春秋」(10/8)で、

縄文時代の栗栽培の話題を見つけました。


日本では栗は縄文時代、

重要な主食で、


青森県の、

三内丸山遺跡での発掘から、


人々が上手に栗林を管理し、

栗の実も大型化していったことが

分かってきているということが

書かれていました。









三内丸山遺跡の栗は、

遺伝子が均一なもので、

どうやら縄文の人々が

品種改良をして均質の栗を

作っていたようです。







そういうことをどうやって調べるかというと、

ポリメラーゼ連鎖反応で調べるのです。

つまり、

PCR法です。

新型コロナの検査に使うアレです。



遺跡で見つかる、

サンプル量は非常に少ないため、

植物等の遺伝子の一部分を増幅させて、

調べやすくするんです。


これはまさに、

PCR法の正しい使い方だと思います。


「PCRは感染症の判定には絶対使ってはならない!」


上のこの言葉は、

PCR法を発明した、

今は亡き、

キャリー・マリスさんの言葉です。

参考まで。



話が逸れましたが、


縄文時代に関連して、

『ホツマツタヱ』という古文書を紹介したいです。







『ホツマツタヱ』などの、

ヲシテ文字で書かれた古文書には、


縄文時代の、

政治、思想、宇宙観、教育論など、

とても興味深いことが書かれているのですが、

栗に関する記述も見られます。



ホツマツタヱでは、

クニトコタチという方が

古代日本(トコヨクニ)の建国者として登場します。




(↑『「ホツマツタヱ」を読み解く』池田満 展望社より)


クニトコタチの時代は稲作以前です。

クニトコタチは、

人々に、

栗をはじめ、木の実の栽培方法を教え、

住居の建て方を教え、

暦を作って、

人々の生活を向上させたと言います。


古代の天皇(アマカミ)は、


人々のため、親身になって、

生活に役立つ

文化をもたらしました。


そうすることで、

人々の尊崇を集め、

天皇位というものが生まれてきたようです。



これを、ホツマ研究の重鎮、

池田満氏は、

「恵民立国」(又は「文化立国」)と呼びます。



実際、古代の天皇(アマカミ)は、

「ミヤビの心」(人々の幸せを願う心)を

持ち、それが、

現行一致してないと、

リーダーとして認められませんでした。



社会にも平和的、融和的な雰囲気が

充満していたのでしょう。


それが何千年と続くのです。


そんな中できっと

日本人らしい、

人をあまり疑わない、

優しい民族性が

作られていったのだと、

思います。


それはとても良いことですが、



負の側面もあり、

支配されやすいということでもあるのです。


なんやかんや言っても、

日本人は未だ、

政(マツリゴト)を行う者が、

人民の為を思って、

施策してくれるものという考えが、

抜けきらないようです。


しかし、

現代社会においては、


政府に対し、

「性悪説」でもって、

疑う目を鍛えて行かないと、

痛い目に遭いそうです。



そんなことを考えていた、

金曜日のカフェタイムでした。




(リンゴ頂きました。美味しかったです😁)