天下り、って聞いたことある人多いとは思うけど、若い人とか聞いたことないとか、
もう忘れてしまった、とかいう人のために、どういうもので、何が問題か、簡単に
おさらいします。
現象としては、主に霞ヶ関の国家公務員の比較的高齢の方の人たちが、税金で
作った各種、特殊法人的な(一応)民間企業に転職して、美味しい思いをする
というものです。
まず国家公務員の中で誰がなるの? って出世競争に敗れたものどもです。
霞ヶ関の役人も、偉くなっていけば相当な高級取りになるので、別に転職する
必要などない、しかし出世競争に敗れたものたちは給料もさほどは上がらず
(高いけど、べらぼうに多くはない)不満タラタラになるわけです。
それで出世したものたちは、妬みによって自分や省庁の悪事を暴かれたり、
包丁で刺されたりしないために、
同僚の負け犬どもにも、美味しい思いをさせた方が自分達の利益になる
と考えるわけです。
また、多数の霞ヶ関公務員は、その「負け犬」になるので、天下りを維持、拡大するのは
すなわち「自分」の利益に直結するわけです。だから、全省庁あげて、若者も年寄りも
例外なく、天下り先の拡大とその法人への支出金拡大に勤しむ、とそういうわけですね。
もちろん天下りに行く人はお金が欲しいだけで、真面目に働きたくなどない。
だから、天下るとほぼ「名誉職」の「何もしないけどべらぼうに給料がもらえる」
ポジションにつくんですよ。そのお金の財源はどうしたって、税金ですよ。
また「わたり」というのがあります。そういう特殊法人の名誉職を1〜2年とかで
渡り歩くんですよ。そうすると移動するたびに数千万円とかの退職金がもらえます。
これを繰り返せば、完全に定年退職する前に、ほぼ何も仕事しないのに
数千万〜億円のお金をもらえるわけです。その財源は? 税金ですよ。
だから、財務省は財源ない、財源ないと言ってますが、天下りの法人に支出する
財源が無いなどと一言も誰も言いません。彼らの言う「財源が無い」というのは
本当は「天下りに使う財源を1円も減らしたくない」というのが本当の意味です。
これだけでろくでもないことは、わかっていただけたかと思います。
