では「北海道救済計画」の概要を説明します。この主目的は「真に」効果のある少子化対策で、そのために

究極的には連邦国家制を目指すわけですが、全国一斉に改革を行うのはあまりに規模の大きい改革に

なって実現性が乏しいので、まずは北海道を「オクラホマ化」しようというものです。

(なぜこのような不思議なことをするだけで「少子化問題が解決される」と主張しているのかは

思考実験のところをご覧頂き、考えてみてください)

 

なので、「北海道オクラホマ化計画」でもいいのですが、多分評判わるいですよねこのネーミングでは。

この計画の最大のポイントは「人口移動をできるかぎり妨げる」ことで、人口移動が比較的困難で

あるために出生率が比較的高いとも推察できる、沖縄、鳥取、宮崎などの類推で「北海道沖縄化計画」でも良いのですが、

沖縄は日本一高いと言っても合計特殊出生率1.60であるので、あくまで2.00 を目指すという意味で

北海道救済計画(「北海道オクラホマ化計画」)とします。

 

また、思考実験のところを見てもらってもわかるかもしれないですが、実現にはかなり大規模な

統治制度改革をしなければならないので、せっかくならついでに他の日本(世界)の問題である

格差問題、環境破壊問題、また成長に頼らない持続可能な社会のための社会構造変化も目指すという

壮大な(無謀な)計画となっています。

 

ところで「救済」って何だよ、北海道は大丈夫なので「救う」とか上から目線で言ってんじゃねえ、

と思う人もいるでしょう。実際は「救済」したいのは日本であって北海道のみではないんですが、

それはともかく北海道は本当に救う必要がないのか考えてみます。

 

ちょっとGPT先生に聞いてみましょう。

私>北海道の西暦2060年の推計人口を教えてください

GPT先生>

2060年の北海道の推計人口は、約270万人と予測されています。この推計は、2020年時点の約522万人から大幅な減少を示しており、人口減少の原因には少子化や高齢化が挙げられます。既に2050年には人口が約382万人にまで減少するとされており、2060年にはさらに減少が進む見込みです【71†source】【72†source】。

 

このような人口減少は、北海道だけでなく日本全体でも大きな課題となっており、地域社会や経済に対する影響が懸念されています。

ーー

 

やばくないですか? ちなみに

 

私>東京都の西暦2060年の推計人口を教えてください

GPT先生>

東京都の2060年の推計人口は約1,100万人から1,200万人になると予測されています。現在の約1,400万人に比べると、人口減少が続くと見込まれています。これは少子高齢化と出生率の低下が影響しており、特に若年層の減少が顕著です。また、2065年までにさらに減少する可能性も指摘されています。

 

この人口減少は、東京都内のインフラや社会福祉制度に大きな影響を与えることが予想されており、対策が急務とされています【78†source】【80†source】。

 

ーー

確かに減るには減りますが、北海道に比べたら大したことないですよね。それって合計特殊出生率だけでなく、

人口流出入が増減に大きく関わっていることを示してます。

 

北海道やばいの分かってくれましたか? 今10歳の子供が46歳になった時には、北海道の人口が半分くらい

になってるってことですよ? 私も、人口減ってもそれに応じた社会に変革すれば人間生きていけるんでは、とも

思ってましたが(人口対策しなければそうするしかないし)、もし程々の政策で(東京ー霞ヶ関支配を脱却して

連邦国家にする程度の「軽微」な改革)でできるなら、やってみる価値もあるんではないですか?

 

ところで、目的が人口の維持のみなら隣の国のように独裁国家にすれば簡単です。国民に、移動するな、同学年の

人と結婚しろ、子供を2人以上産め、しないなら牢屋に入れる。ってすれば簡単ですが、それじゃあ意味ないですよね。

民主憲法を維持したままで、これを実行し(なるべく人が移動しないように誘導し)、ついでに資本主義の暴走とも

おさらばする、これができれば大成功。資本主義の暴走と崩壊から逃れられなかったら半成功くらいですかね。

 

私は後者はそれなりに重要と思ってます。せっかく大改革するなら国民の多くが幸福に思える(少なくとも今より)

制度設計にして江戸時代くらいの400年程度は満足に暮らせる国を目指すのが目標としては、あるべき姿かな

と思うので。

 

それで、少し脱線しますが、現在の資本主義の行き着く果てについてまずは(しばらく)考えてみます。

(「北海道救済計画」の詳細に入る前に)