【ゲンダイ】日銀導入「マイナス金利」 庶民の家計にプラス材料なし | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。


このブログをご覧になっている方の多くはご存知かもしれませんが、
・国債価格上昇=国債金利下落
・国債価格下落=国債金利上昇
という関係にあります。
国債金利は預金金利の基準(基準金利)になっていますので、
・国債価格上昇=国債金利下落=預金金利下落
・国債価格下落=国債金利上昇=預金金利上昇
でもあります。(大雑把に言えば)

詳しくはこちらのサイトなどを御覧ください↓
高校生からのマクロ・ミクロ経済学入門 政治経済 現代社会 国債価格下落=長期金利上昇

金利とは何か? - 日本人の人生で大切な事



この「常識」を念頭においてマスコミの記事を見ると面白いです。
例えば日刊ゲンダイ。


2015年5月6日 日刊ゲンダイ


この「異次元緩和」、結末はどうなるのか。このままつづけていたら、いずれ「国債暴落」を引き起こすのは目に見えている。すでに民間銀行は、国債暴落の危険を感じ、急ピッチで国債を手放している。

異次元の金融緩和がもたらすハイパーインフレという大災厄 | 日刊ゲンダイDIGITAL




過去、国債が暴落した国は、どこもハイパーインフレに見舞われている。

「ハイパーインフレに直撃された時、苦しむのは庶民です。
異次元の金融緩和がもたらすハイパーインフレという大災厄 | 日刊ゲンダイDIGITAL




2016年1月31日 日刊ゲンダイ


マイナス金利で預金金利はますますゼロに近づく。銀行に100万円預けても利息は200円も付かなくなる。カツカツの年金暮らしの高齢者を直撃です。それなのに物価だけはジワジワと上昇……庶民に待っているのは地獄ですよ」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)
日銀導入「マイナス金利」 庶民の家計にプラス材料なし | 日刊ゲンダイDIGITAL



「金利がさらに下がれば高齢者を狙い撃ちにした高利をうたった投資詐欺がますます横行する」(警察庁関係者)なんて指摘もある。

「黒田日銀の異次元緩和政策は失敗だったと認めるところからやり直すべきでしょう」(荻原博子氏)
日銀導入「マイナス金利」 庶民の家計にプラス材料なし | 日刊ゲンダイDIGITAL



まとめると、日刊ゲンダイによると

アベノミクスでは国債価格が暴落(=金利が高騰)して庶民が苦しみ

アベノミクスでは金利が下落(=国債価格が上昇)して庶民が苦しむ

そうなのです。


アベノミクスはすごいですね。
もともとおかしい日刊ゲンダイを更におかしくして私たちを楽しませてくれるのですから。

ちなみに、この方↓が日刊ゲンダイの社長・下桐治さんだそうです。
日刊ゲンダイの社長・下桐治
これからも「ある意味楽しい」記事を期待しています。



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