しかし、私から見たら、その元経済評論家自体が、「赤い拘束衣を着た元経済評論家」に見えます。
ところで、西部邁という、かつて共産主義者同盟(ブント)に所属し、全学連の中央執行委員も務め、安保闘争(反政府、反米運動)に参加し、さらには、消費税増税の導入を強制し、日本の長期停滞を齎したくせに、保守のフリをしている最低の売国奴がいます。
その西部に最も可愛がられているのが、中野剛志という偽装保守です。みなさんご存知ですよね。
なぜ、このような話をしたのでしょうか?訝しく思う方もいるかもしれません。赤いの拘束衣とは何なのか、この動画にヒントがあります。不愉快かもしれませんが、この部分を御覧ください。
27:00 ~
「私がTPP推進論者で政府の中にいて首相のお傍になんかいたら、確実にTPPに参加してみせますよ。カンタン。絶対にこのタマを落としてみせます。自信ありますよ。
こうやってやるんですよ。(略)菅さんが交渉参加の検討って言った瞬間勝負決まってるんです。
まず交渉参加の検討します。で、みんなが騒ぎましたけど、そしたら検討ぐらいいいじゃないか。検討してダメだったら止めればいいじゃないか。(略)てやるわけです。(略)チョロいわけです。で、TPPについてたいして教えないでまず賛成させる。一旦賛成させておいたら、後でヤバイと思っても、なかなか言い出しちゃった以上撤回できなくなりますよね。まあ、それでもう勝負は決まっちゃってるんです。今なんか、TPPについて情報が不足しているとかマスコミ言ってますけど、お前、情報不足しているのにもう賛成してたじゃないか。しかも1年前に。だからもう終わったんですね。」
なにやら、TPP参加に導く方法を偉そうに語っています。
この方法、三橋氏に対しても全く同じことができます。ちょっとだけ言葉を入れ替えてみます。
「三橋貴明のお傍になんかいたら、確実にTPP反対派にしてみせますよ。カンタン。絶対にこのタマを落としてみせます。自信ありますよ。
こうやってやるんですよ。売国奴の菅直人が交渉参加を言い出したTPPは売国だーってやるわけです。チョロいわけです。で、TPPについてたいして教えないでまず反対させる。一旦反対させておいたら、後でヤバイと思っても、なかなか言い出しちゃった以上撤回できなくなりますよね。そして、TPP三兄弟とか言って、担ぎ上げるわけです。もうこれで絶対に撤回できません。これでもう勝負は決まっちゃってるんです。今なんか、TPPについて情報が不足しているとかマスコミ言ってますけど、お前、情報不足しているのにもう反対してたじゃないか。しかも1年前に。だからもう終わったんですね。」
あら不思議。三橋貴明さんがなぜ罠に嵌ったのかが丸わかりですね。おそらく、彼はもういろんな弱みを握られて抜け出せなくなっているでしょう。これぞ「赤い拘束衣」です。人をいいように操る西部邁一派は恐ろしいですね。(まあ、推測ですがほぼ合っているでしょう。)
このように共産主義者が相手を罠にはめる方法の一つとして、「一貫性の罠」という手法が知られています。
人は、かつて言っていたことと一貫性を保つような行動をしたがる動物です(コミットメントの一貫性)。そして、それを許容範囲内で漸次的にエスカレートさせられると、気づかないうちに罠に嵌ってしまう。こうやって、相手を術中に嵌めてしまうのです。
詳しくはこの書籍を御覧ください。共産主義者(中国共産党)がこの方法を使っていることが書いてあります。
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか/誠信書房
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もう、かつての三橋貴明さんは帰らぬ人になったと考えるしかないようです。一生、拘束衣を脱ぐことはできないでしょう。残念です。
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