まとめるとこうです。
最近の円安を見ても思ったほどは進まないと考えていらっしゃるのでしょうか?
2012年末の為替は1ドル83円ですから、そのころから、109円くらいの円安なら思ったほどではないとおっしゃられるのでしょう。きっと、相当な円安を考えてらしたのですね。さすが、優秀なホサ官殿です()。
ところで、グローバル資本は本当に儲かっているのでしょうか?
グローバル企業はまたの名を多国籍企業と言い、Wikiでの定義はこうです。
多国籍企業(たこくせききぎょう、英語:multinational corporation(MNC))とは、活動拠点を一つの国家に置かずに複数の国にわたって世界的に活動している営利企業のことである。
ということで、そのグローバル資本の典型と思われる企業を見てみます。
世界規模で展開し、世界の店舗総数は3万2737店(2010年末時点)。店舗数の分類別順位において、外食産業で世界第2位、チェーンストアではコンビニエンスストア最大手のセブン-イレブンに次ぐ世界第2位という、押しも押されもせぬスーパー大企業であらせられるマクドナルドです。
マクドナルドは、海外原産品を輸入して売る、典型的なグローバル企業です。
さっそく、業績の推移を確認してみましょう。
あれ??
アベノミクスが始まってから急激に業績悪化しているように見えますが、気のせいですか?
為替推移(通常とは逆のグラフ)を見てみると、見事に業績と一致しています。
当然といえば当然ですね。輸入して日本に売っている企業ですから。
エセ保守芸人たちが目の敵にしているアベノミクスですが、
アベノミクスによる円安でダメージを受けているのは彼らが大嫌いなはずのグローバル企業・・・
彼らは、いったい何と戦っているのでしょうか?
ところで、無関係だとは思いますが、中国人民日報に次のような記事が載っています。
円安で5月の日本の輸出10%増 中韓には圧力
日本の財務省が19日に発表したデータによると、今年5月の日本の輸出は前年同月比10%増加し、過去3年間で最大の増加率となった。だが安倍政権がうち出す経済政策「アベノミクス」の、大幅な円安を通じて輸出の促進をはかるというやり方は、一連の輸出主導型の国に不満を引き起こしており、中国や韓国などの周辺国の輸出に圧力となっている。「新京報」が伝えた。
(後略)
「人民網日本語版」2013年6月20日
おそらく、タマタマでしょう。全く無関係の記事でしたね。すいませんでした。:-P
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