TPPで惨敗中---ソースは脳内 | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

TPP以外では同意できることが無いこともない三橋貴明氏ですが、ことTPPに関してはあまりにお粗末すぎます。


昨年、恐らく安倍政権はアメリカ側が望む「年内妥結」に協力することで、農産品五項目の関税に代表される死活的利益を確保できる、という考え方だったのでしょう。結果、ISDやら競争政策やらの項目で、日本サイドはアメリカの手先と化し、率先して他の交渉参加国の譲歩を求めていきました。最後には、知的財産権において、著作権について「アメリカに合わせる」とまで妥協してしまいます。(大国の手先と化し、妥協しまくることが、日本政府が繰り返していた「交渉力」とやらなのでしょう)


えっと、その妥協しまくるのソースは何なのでしょう?
何のソースもなく決めつけで批判するというのはまるで東田剛のよう。
思いっきり左翼の中野剛志に吹きこまれたのかな?
三橋氏は「TPP三兄弟」に担ぎ上げられたことで、TPPについてはどんな状況になっても死ぬまで批判し続けるしかなくなったようです。

「日本はTPPで惨敗する。TPPは抜けられない。TPPは亡国の道だ」

 というようなドミナントストーリーが、まず存在し、それを覆す「日米共同文書」「交渉延期」という事実は目に入らず、懸命に「TPP交渉は日本にとって不利」を補強するデータを探し、しかし見つけられず、「大国の手先と化し、妥協しまくることが、日本政府が繰り返していた「交渉力」とやらなのでしょう」などと揶揄して「TPP三兄弟」という自分についたレッテルに縛られ、踊らされている様は見ていて哀れですらあります。

民主党政権と、安倍政権では様々な状況が変わっているのですよ。
目を覚まして下さい


p.s.
私の見立てでは、三橋氏は中野剛志に騙されているのではないかと思っています。おそらく彼はこのTPP反対地獄からは一生抜けられないでしょうけどね。間違ったことを修正できないという意味では、一生金融政策を否定し続けるしかなくなったデフレ派と同じ。彼も同じような路をたどるのでしょう。

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