さくらじ#17 おすすめです。 | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

色んな意味で、上級者にはめっちゃ面白くてためになります。



ファーストガンダムを知らないとちょっと辛いかもしれない。w

その上で、マクロ経済&コミンテルンを知ってると滅茶苦茶楽しめます。


どれも知らないとsayaさんみたいになっちゃうかも。


<ほんの一部紹介>
35:57
三宅先生は白川総裁を評してポンスケと言っていました。あのポンスケはどうしようもないと言ってました。

36:42くらいから、リフレ派とはなにか、田中秀臣先生から解説があります。
高度成長は今振り返ると日本の体力にあった成長だったが、当時は、「バブル・花見酒であって、桜が散るようにすぐなくなってしまう」といわゆる左翼系知識人が猛烈に批判していた。
それに対して、下村治はこれは長期にわたって力強い成長を成し遂げられる。それを支えるために、金融政策・財政政策を機動的にやるべき。そして、物価が上がることが人々の生活水準を上げると明確に言っている。

0:54:21~ (田中秀臣氏)基本的に野田政権がやると(TPP)ボクも反対なんですよ。全然信用してないんで。リーダーシップ発揮する政権じゃないですよね。たぶん彼何も出来ないですよ。(略)実際にはTPPの経済効果は大したことないですよ。日本はかなり自由化は進めてますので、それこそ、リフレ政策、為替レートを今の今の77円から100円ぐらいにすれば、TPPの経済効果の数倍の効果がある。

0:56:36~ 亡国ジェットストリームアタックというのがあるんですね。敵は3機でくるんです。1機目がTPPなんですよ。2機目が復興増税で、3機目が消費税です。(略)被害の大きさを簡単に比べると増税してデフレが酷くなることの方がTPPの20倍から30倍くらい日本に及ぼす大きさが大きいんですね。




以下、余談です。
この動画でも紹介されていた本ですが、実は、リフレ派って思いっきり構造改革に否定的なんです。知ってました?
あの小泉政権時代に、構造改革批判本を出してますし。

構造改革論の誤解/東洋経済新報社

¥1,575
Amazon.co.jp

<本の説明>
メディア掲載レビューほか
構造改革論の誤解
 「構造改革論とは、思い込みに基づくある種の『妄想』である」と著者らは言う。原因はあまりにも長い景気低迷による心理的ダメージであり、日本が高度成長期以降に払拭したはずの、自らを遅れた者、世界の基準からずれた者と見なす自虐的な心理がよみがえったがごときであると指摘する。
 構造改革論者の「財政・金融政策がだめだから構造改革を」という論理は、医師が現代医療(マクロ経済対策)は効果がないからといって加持祈祷をやるようなもの、とまで言い切る。根拠として、経済学者の見地から構造改革論の誤りを具体的に検証する。

 まず、構造改革と景気回復には関係性がないと指摘。さらに、構造改革論者がやり玉に挙げる「経済の日本的システムの硬直性」も、長期的な物価下落と失業の拡大という最大の懸案とは無関係であると論じている。

 全体として構造改革の賛否を問うのではなく、現政府が力点を置く雇用制度改革などが「的外れ」であるという論理を経済学的に強調している。

 不況はあくまでも総供給に対する総需要の不足であり、「マクロ安定化」のためには財政政策、金融政策が基本となることに変わりはない、その実施策を子細に検討することが重要なのだと結論づける。


(日経ビジネス 2002/02/04 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画

内容紹介
世上行われている構造改革に関する議論には,誤解に基づくものも少なくない.本書ではそれらのどこが「誤解」なのかを明らかにし,正しい処方箋を提示する。


平成リフレ派の中心人物の岩田規久男氏も思いっきり構造改革否定してますし。

リフレ派が構造改革推進派という誤解


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