御存知の通り、日本はすでに、WTOに加盟しています。
WTOはその前身であるGATTを発展させたものです。
その、GATT第24条をご存知でしょうか?
ガット第24条(GATT article 24)
WTO体制のもとで、加盟各国がFTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)を締結する根拠となっている「関税および貿易に関する一般協定(GATT)」の条文。ガットの第1条では、基本原則である最恵国待遇を定めているが、本条項では、「実質上すべての貿易」について「関税等の廃止」を「妥当な期間内」で行なうことなどの一定の条件を満たす場合に、加盟国が例外的に関税同盟や自由貿易協定を設立することを認めている。WTO協定の附属書の中では、本条文の解釈に関する了解が規定されているが、本条文の解釈について更なる明確化を行なうため、現在WTOのルール交渉で議論が行われている。
http://www.zenchu-ja.or.jp/food/wto/wtokanrenyougo/016.html
(参考)「実質上すべての貿易」に関する日本の見解(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/wto/pdf/negotiation/rta/rta/7.pdf
先日、安倍さんがオバマ大統領との共同文書で、聖域なき関税撤廃が前提ではないと確認したわけで
実際は、TPPも、上記GATT 24条程度のことだったということでしょう。
そもそも、TPPが聖域なき関税撤廃が前提だ/例外措置を認めない協定だって
誰が最初に言い出したのですか?
教えて欲しい。
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