こんな人は国政を語る資格なし | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

突然ですが、問題です。

① 1000円のモノを500円で買う
② 101万円のモノを100万円で買う

ふたつの例のうち、どちらが得をしているだろうか? (中略) 101万円のモノを100万円で買った場合、値引きの割合はたったの1%弱で、101万円も100万円も額としてはた いして変わらないような気がする。 しかし、心を落ち着かせてよく考えてほしい——1万円も得をしているのだ!この金額の前では、もはや500円 の損得なんてどうでもいい。 (中略) このように、費用の削減はパーセンテージで考えるべきものではなく、絶対額で考えるべきものなのだ。

(『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』より)
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物事の優先順位をつけるには絶対額で考えることが必須です。

その意味で、日銀の問題を軽視している人は国政を語る資格なしです。

なぜか。
円高デフレを放置したことにより、日本は13年で4000兆円もの富を失いました
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/images/stories/PDF/Fujii/201201-201203/presentation/20120322councillors.pdf p29参照)

これ以上重要なものがあるでしょうか?(国防は除く)

日銀こそが最重要の戦略目標です。2番目が国内の財政政策。要はデフレ脱却こそが最優先課題なのです。
それ以外の問題は微々たるものです。

現在、デフレ脱却を達成できる政策を掲げているのは安倍晋三氏だけです。
ですから、安倍政権の政策を否定している人は
旧平価で金本位制に復帰する!と言っているに等しいです。
かつて旧平価で金本位制に復帰し、どうなったのか?
昭和恐慌に突入し、国内経済、政治はボロボロになりました。そこまで行かなくても、国益という意味では致命的な損失を受け続けることになります。
経済が壊滅状態になれば、共産革命がやりやすくなるので、それこそ、共産主義者の思う壺です。



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