安倍政権の批判をしてもよいか?② | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

私の考えでは、批判というのは、何らかの意図、自分の思う方向へ事態を改善させるという目的があってのことです。
重要なのは、批判が、その目的を達成できる方向にもっていけるかどうかです。
そういう意味において、やる価値があるものをだけをやる。これが大事だと思っています。
ですから、目的から遠ざけるような、不満をぶつけるだけの行動はすべきではないのだろうと思います。

現状は、残念ながら、贅沢を言える状況では全くありません。ハッキリ言って、安倍総裁の自民党以外の選択肢は全て地獄の道へ一直線です。
安倍総裁が倒されて、石破総裁や伸晃総裁になったらどうなりますか?竹島返還や拉致問題解決の可能性が0%になるだけです。彼らのあの歴史認識や経済認識じゃ特定アジアの言いなりですよ。日本維新の会が参議院で勝ったらどうなりますか?各自の主張がバラバラで民主党のような惨状になるのは明らかですし、しかも衆議院は安倍さん以外(石破氏、石原氏、林氏ら)が総裁の自公が多数派です。何も好転するわけがありません。慎太郎議員が代表でもダメです。尖閣問題でいくら叫んでも、所詮衆院では少数ですし、彼は石破氏や伸晃氏同様、マクロ経済が全くわかっていませんから、円高デフレ不況を進展させて日本の足元を壊滅状態に陥れ、逆に円高で中韓を利するだけです。4年も円高デフレ不況が続いたら下手すると軍事バランスは逆転し、尖閣だけでなく沖縄や九州だって危ないですよ。
・・・現状は、残念ながらこんな状態なのです。
今の政治家で安倍総裁以上の人物としてあげられるのは平沼赳夫氏くらいでしょう。しかし、あの平沼さんでさえ、村山内閣当時は村山談話に署名したんですよ。それくらい、状況は厳しいのです。しかも少数野党の一議員に過ぎません。
もし参議院で維新が勝ったとしても、ねじれは解消されませんし、衆院の野党は安倍さん以外が総裁の自公政権です。状況は今と比較にならないほど悪い状況ですね。

ですから、選択肢としては、次の参院選でともかく自民を勝たせる(単独過半数)ことしかないんです。そして、安倍総裁の力をつけ自民が、今よりマシな政策、特に最も重要な政策から、実現していただくよう、進言・諫言していく。
これが大事だと思います。
安倍自民党にお灸をすえるなんて以ての外です。そんな余裕は今の日本に微塵もありません。角を矯めて牛を殺すことになります。
そもそも、国民が選挙権をそんな不真面目な理由で行使した結果が去年までの3年間の悪夢を生んだのですから。


現状は、参院ではどの党も過半数をとっていない。
衆院でも、どの党も3分の2をとっていない。
これは、どの党も単独では何も決められないということです。
衆院では自公合わせれば3分の2ですが、国会同意人事は参院の過半が必須です。衆院3分の2程度じゃ人事すらままならないのです。
あの菅直人がどさくさに決めた、原子力規制委員会のデタラメなメンバーを放任せざるを得ないのはこれが原因です。最重要の日銀人事も夏まで決まらない可能性だってあるのです。
これらの現状認識は必須です。




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