ミシガン大学のprovostが、性的に不適切な行為をかどで休職となっている問題。

 

provostを英辞郎でみてみると…

 

<英>で、学部長、学長、総長となっているが、ここはミシガン州の話なのでもちろん<米>。

 

プログレッシブ英和中辞典では…

 

 

となっている。

 

さらに、Wikipediaでみてみると…

 

プロボスト (英: provost) は、本来、キリスト教教会で、 主席司祭や聖堂参事会長といった高位責任者を指す。イギリスの一部の大学(カレッジ)における学長を指すとともに、米国の大学では学長を補佐する教務局長の役割をする要職を指す。

米国の大学においては、通常学長の下に数人の副学長が置かれ、事務系の主要な任務を担当することが多い。これに対し、プロボストは主に教員を監督・統率する役目を負い、学長と教授陣の橋渡しをする重要なポストである。当然教員出身者が就任することが多く、大学では学長President, Chancellorに次ぐ地位となる。Provost経験者が、別の大学で学長となることが頻繁にみられるので、学長になる前のキャリアのひとつとなっている。

 

との説明。副学長とも違うところが面倒くさいところ。

 

日本にキャンパスを展開しているテンプル大学のブログにもこんなのがあった

 

日本は学部と大学院の間でいわばヨコに区切られていますが、米国大学では分野によるタテ割り。つまり、School of Business(経営学)とかCollege of Education(教育学)という組織が、それぞれにUndergraduate program (≒学部課程)とGraduate program(≒大学院課程)を持っており(片方しかない場合もある)、それぞれのSchoolやCollegeのトップがDeanなわけです。

 

ということは、米国ではUniversityの中にさらにSchoolやCollegeがあるわけで、そもそもこれをなんと訳し分けるべきか?

 

日本のシステムに無理やり当てはめるなら、同じCollege of Educationでも、学部を言う場合は「教育学部」、大学院なら「教育学研究科」、などと使い分けることになりますが、そうなると、そのDeanは学部長か研究科長か??

 

また、ジャパンキャンパスにもローマキャンパスにもDeanがいます。これはひとつのキャンパスを束ねる「長」です。いわば「支社長」ですが、キャンパス長というのも変なので、テンプルジャパンでは「学長」と訳しています。

 

そして、たくさんいるこれらDeanたちを取りまとめるのがProvostです。大学全体では、学術部門担当のナンバー2ですが、これもなんとも訳しづらい言葉。ナンバー2の部分をわかりやすく「副総長」としてみたこともありますが、Senior Vice Provostなどという人が出てくると、かなり苦しくなります。

 

肩書きはほんとにややこしい…。