超多言語話者(ハイパーポリグロット)についていくつかサイトなどを見てみた。
Alexander Arguellesさんという方はガーディアンの記事によれば50言語しゃべれるとか。ウェブサイトもありそれをみたところ、50言語はちょっと言い過ぎっぽい気がしないでもないが、とにかくとんでもない数の言語を実用レベルで使えそうな雰囲気。
外国語の学習方法についてのビデオもYoutubeにたくさんあげてあるが、やり方は極めてスタンダード、というかスタンダードすぎて今の日本では「古い!」と非難されそうな方法。文法の練習をして、単語をこつこつ覚えて、文を書き写して、シャドーイングをして、それをとにかく毎日毎日とにかくたくさんたくさんひたすら勉強するという。それだけ。
ガーディアンの記事によると、幼い頃から言語に興味があり、ずっと勉強してきており、さらに結婚する前には5、6年に渡って毎日16時間勉強していたとある。年間、5800時間。6年間とするとこの期間だけで34000時間にもなる。言語学習に近道はないことを思い知らされる。言語的に近い言語であれば、1000時間から2000時間もあれば実用的なレベルに到達できるであろうことを考えると、50言語というのもあながち誇張ではないのかもしれない。
Alexander Arguellesさんはおすすめの勉強方法としてシャドーイングをあげており、Youtubeでかなり丁寧に説明しているが、歩きながらやることをおすすめしている。たしかにシャドーイングは集中力が切れ勝ちになるのであるき回りながらはいいだろうなと思う。以下の動画ではかなり一時間に渡って丁寧にシャドーイングについて説明してる。