日本文学作品を英訳で読んだことがないので、どれか読んでみたいなあとおもっている。そこで、Audible.comにある英訳された日本文学のオーディオブック作品を調べてみた。といっても国別にジャンル分けされているわけではないので、主要どころをいちいち入力して調べたので抜けはある可能性は十分ある。

 

芥川龍之介
In a Grove: Short Literature Series『藪の中』

 

太宰治
No Longer Human『人間失格』

 

川端康成
Snow Country『雪国』
Thousand Cranes『千羽鶴』
Beauty and Sadness『美しさと哀しみと』

 

遠藤周作
Silence『沈黙』
The Samurai『侍』
Deep River『深い河』

 

三島由紀夫
The Sailor Who Fell From Grace With the Sea『午後の曳航』
The Temple of the Golden Pavillion『金閣寺』
Spring Snow『豊饒の海』第1部『春の雪』
The Sound of Waves『潮騒』

 

夏目漱石
Kokoro『こころ』

 

村上春樹
1Q84
The Wind-Up Bird Chronicle: A Novel
Kafka on the Shore
Hard-boiled Wonderland and the End of the World
Dance Dance Dance: A Novel
Norwegian Wood
Colorless Tsukuru Tazaki and his Years of Pilgrimage
Wind/Pinball: Two Novels
After Dark
What I Talk about When I Talk about Running: A Memoir
Sputnik Sweetheart
A Wild Sheep Chase: A Novel
After the Quake: Stories
The Elephant Vanishes: Stories
Blind Willow, Sleeping Woman
Underground: The Tokyo Gas Attack and the Japanese Psyche
Hear the Wind Sing

 

大江健三郎
A Personal Matter『個人的な体験』
Death by Water
Nip the Buds, Shoot the Kids『芽むしり仔撃ち』

 

桐野夏生
Out: A Novel『OUT』

 

横山秀夫
Six Four: A Novel『64』

 

 村上春樹が作品数の上でもレビュー数でも他を圧倒している(あまりに多いので日本語タイトル調べるのをやめた)。村上春樹とかろうじて三島由紀夫以外、ほとんど日本文学は英語圏の読者には受け入れられていないといっても過言ではないようにも思える。大江と川端は明らかにノーベル賞のおかげでごく一部の文学愛好家に読まれているだけ、という感じがするし、三島もそれに近いのではないか。そんなわけで、やはり一般に受け入れられているといっていいのは村上春樹だけという感じがする。

 

 この中で読んだことがあるのは(もちろん日本語で)、芥川龍之介『藪の中』、太宰治『人間失格』、夏目漱石『こころ』、三島由紀夫『潮騒』『金閣寺』、村上春樹『ノルウェイの森』『ダンス・ダンス・ダンス』くらいか。あとは遠藤周作の『沈黙』は読んだことがあったようなないような。途中までよんでやめたんだったか。とにかく高校のときに手にとって記憶はあるのだが…

 

 あとは日本文学と言えないが、近藤麻理恵 The Life-Changing Magic of Tidying Up: The Japanese Art of Decluttering and Organizing『人生がときめく片づけの魔法』のレビュー数が圧倒的に多い。日本語でかかれて英語に訳されている作品のなかで(オーディブルで)圧倒的に読まれているのはこの片付け本といって間違いなかろうと思われる。なんか残念な気がするが。