古着屋type.Bです!

タイトル二回目ですがそんな事は無いです、

一長一短です!


せっかくのブログなので小ネタでも挟みたい所ですが最近坊主にした位です、店舗立っていて髪型変える度に別の人だと思われ事があるので…一応の報告です!


前回は60sでしたが50sもあるので今回はそちらを紹介します!


50s ウールギャバジン テーラードジャケット





元々の用途がカジュアルなテーラードというよりしっかりパーティーとかで着るような燕尾服をドレスダウンしたニュアンスのテーラード。


結構ディテールが変わっていてポケットがパッチであったり、バックスタイルがノーフォークっぽい仕様であったり、少しハンティングのニュアンスも混じりつつラペルはしっかりとピークドラペルで格式が高い仕様だったりします。(ラペルの先が尖ってれば尖っている程テーラーの職人の技術が必要でありお高いテーラードの1つ要素です。)



生地もウールギャバジンで出来ており、50sで良く見られる生地ですね。(ギャバジャンとか聞いた事あると思います)
ダブルなので関係ないかな?と思うのですが裾がボックスシルエット(真っ直ぐ平行ライン)というのも50sの特徴の1つですね。
(開襟シャツとかも意識して見るとボックスが多いと思います)



後は背抜きが画像のようにクロスしている点が50s以前に見られるディテールです。
(前回の60sは平行でしたね。)
後は裏地にしても何にしても隙あらばレーヨンを挟んででくるのも特徴です。

50sの特徴ではないですが、ダブルのジャケットのクラシックスタイルはボタン閉めた時、ウエストのラインに沿ったシルエットが美しいとされており、ボタンを空けた時は綺麗にボックスラインが出るのが理想とされていてこいつはこれらの点が顕著に出ています。(多分結構良い仕立て何だと思います)

50sはアメリカがバブル期でありメンズファッションの創成期でもあるのでとにかく豪華絢爛というのが評価の対象みたいですね!

後こいつはその対象には入らないと判断しましたが、黒ピン、単ピン、という用語があるくらいこの当時の黒とピンクは玉数が少なく同じ条件なら倍は値段が変わってきます。(礼服関連は当てはまらないらしです)

コムデギャルソンとヨウジヤマモトの黒の衝撃が未だに語られる理由はここら辺にあります!

かなり脱線しましたがこんな感じです、
今回の商品は黒ギャバのダブルでパットもいかつく無くラフに5ポケットとかで合わせられるカジュアルさもあるのでかなり使えると思います!
値段も条件でみたらお安いと思います!
黒ギャバはやっぱり良いですよーって事で今回はこの辺で、お付き合い頂き有難う御座います。